先週の劇団公演から、今日で1週間が経った。
何だか、あっという間に非日常から日常へ戻った感じ。
昼近くまで寝たいだけ寝て、のんびりと一日を過ごす。
今回の役だった『オリバー』は、妻を亡くして何もやる事が無い男。
生きる気力も乏しく、毎日同じことの繰り返しの生活に嫌気がさしていた。
オリバーの管理する集会所で、地区の老人たちが結成したダンスチームの
インストラクターとして、ダンス教師を招くことになった。
偶然にも、その教師は高校時代の彼女で50年ぶりに再会した。
その彼女に誘われて、老人たちとダンスをする事になり、
それをきっかけに、独り暮らしでやる事が無かった男が、
その仲間のいざこざなどを治めて、皆の信頼を得て中心的な存在になり、
いつしか、自らの生きる活力を取り戻してゆくという話。
実は僕も、このオリバーのように毎日何もやる気が起きない
用が無ければ、玄関から一歩も外に出ない日の方が多い。
でも、僕の場合は生きる気力まで失うことは無いですね。
独りで居る事が好きだし、出来るだけ他人と関わる事はしたくない。
と言っても、決して他人が嫌いなわけではない。
サッカーや劇団のように、集団で何かをする事が好きなので
どちらかといえば社交的な人間なのかも知れない。
出しゃばりと思われているかもしれないけれど、決してそんなことは無く
気が付くと集団の『仲間』の真ん中に居る・・・という方が正しいですね。
そういう人間を『出しゃばり』というのが、世の中の印象かも知れないですけれど・・・。
芝居が終って、またいつもの生活に戻ると気が抜けたようになる。
いわゆる『公演ロス』なんでしょうけれど、毎回の事だけれど、
いわゆる『公演ロス』なんでしょうけれど、毎回の事だけれど、
こういう時間が、いつもの生活に戻るためには必要な気がします。
そんな訳で、明日は久しぶりに仕事に行く予定です。