『秘密基地』に移住して、早いものでもう2年近くになります。
たまたま、アパートの隣が袋地で
(右図1の黄色部分の土地のように他人の土地に囲まれて道路に接していない土地のこと)
僕のアパートが囲繞地(いにょうち:袋地を取り囲んでいる土地※下図参照)
のためこの土地を購入した人から、囲繞地通行権
(道路に出るために囲繞地を通行する権利。法的に認められている。)
を主張して裁判になり、僕が土地を購入することで和解した。
そんな訳で、この場所に建物を建てるにはアパートの土地を繋げて
建物を新築できるようにはなったけれど、今さら新築するには金がない。
そんな経緯で、4年もかけてコツコツと自分でリフォームしたのが『新秘密基地』
しかし、人気のある中央線沿線にある東京23区の杉並区の荻窪という事で、
知り合いからは、羨望の場所である処が自慢ではあります。
『秘密基地』は男の憧れである『自分だけの趣味の部屋』をアパートに作った事に始まり
今やそれを通り越した、ボロ屋だけれど『自分だけの趣味の一軒家』という建物。
ところが、冷静になって考えると、この生活をいつまでするのか?
が問題だと思い始めています。
僕が死んだら、土地を売るのも簡単には行かない。
それよりも、トランクルームと化している『新秘密基地』に保管している
捨てるに捨てられないでいる荷物も、そのうち処分しないといけない。
10年後には僕も80歳になるので、生活を小さくして行かないといけないなって
最近はこれ以上、『新秘密基地』に手を入れる事は止めることにしました。
この先、どうなるんでしょうねぇ・・・・(笑)