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祭りの後・・・
毎回、こんな感じで旅行から帰って現実に引き戻されるような、
脱力感というか、放心状態みたいな状態になる。
それだけ数か月間、公演目指して頑張って来たんだと思います。
今回の公演は、平日開催という事もあって観客動員が少なかった。
今回に限らず、特に7時に開演する夜の公演はお客さんが集まらないのが現実。
昼間の公演は、平日の今回でさえ客席の半分以上は埋まった。
今回の話はダンスをする高齢者がメインになる話。
それだけに振付の河岡先生も少ない稽古時間を意識してか、
指導もいつになく厳しい上に、稽古量が多かったですね。
特に回転系の動作が苦手な僕は、週明けの数日間は頭痛に悩み
特に回転系の動作が苦手な僕は、週明けの数日間は頭痛に悩み
少し治まったかなと思う処で、再び稽古になって2か月くらい
頭痛と目眩がする日を過ごしました。
公演で衣装替えは何とかうまく行ったのですが、2日目の公演で
ズボンを吊るサスペンダーが壊れて、芝居の中で2回も外れてしまった。
何とかごまかしたのですが、実際にはちょっと焦っていました(笑)
主役を言い渡された時には、どうしようかと思っていましたが
稽古を続けているうちに、少しずつ主人公の人柄を作って行けて
本番の時には、脚本にある主人公を演じる事が出来た気がします。
というのは、今までの公演の記録ビデオを観る気がしなかった。
思ったように出来ていない、自分の芝居が嫌で仕方がなかった。
ところが今回は、稽古で撮った動画を何度も観るようになりました。
動画を見ながら悪い点を修正して、次の稽古に臨む。
動画を見ながら悪い点を修正して、次の稽古に臨む。
そんな事が、本番に生きた気がします。
人はそれを『努力』というのでしょうが、僕の場合は違います。
『出来ない自分を受け入れて、楽しむ』なのですよ。
決して嫌々やっているのではなく、好きでやっている。
芝居には満点なんて無いですから、なおさらです。
来年以降、劇団公演を続けるには色々な高いハードルがあります。
まず今年の公演は10人でしたが、そのうち3人が今回限りと言っている。
皆で会費と称した運営費を出し合ってやって来たので、
ただでさえ少ない劇団員の人数減は厳しいです。
公演にかける費用をケチって、セコい舞台をするのも不本意だし・・・
そういう意味でも、資金繰りが一番の課題になりますね。
さらにコロナ禍以降、プロが使う劇場のサイズが小さくなって
我々が使うような劇場も、なかなか確保し辛くなっています。
でも、我々の劇団の灯を途絶えさせるのも嫌ですから、
これから考えないといけません。