『やんちゃジジイ・ゆうちゃん』のイカすセカンドライフ

我儘で『やんちゃ』な爺さんの目標は、
周りに笑顔を振りまいて、楽しくセカンドライフを生きる事。

公演後記:『出来ない自分を受け入れて、楽しむ』

2024年12月07日 | 劇団ステージドア
祭りの後・・・
毎回、こんな感じで旅行から帰って現実に引き戻されるような、
脱力感というか、放心状態みたいな状態になる。
それだけ数か月間、公演目指して頑張って来たんだと思います。

今回の公演は、平日開催という事もあって観客動員が少なかった。
今回に限らず、特に7時に開演する夜の公演はお客さんが集まらないのが現実。
昼間の公演は、平日の今回でさえ客席の半分以上は埋まった。

今回の話はダンスをする高齢者がメインになる話。
それだけに振付の河岡先生も少ない稽古時間を意識してか、
指導もいつになく厳しい上に、稽古量が多かったですね。
特に回転系の動作が苦手な僕は、週明けの数日間は頭痛に悩み
少し治まったかなと思う処で、再び稽古になって2か月くらい
頭痛と目眩がする日を過ごしました。

公演で衣装替えは何とかうまく行ったのですが、2日目の公演で
ズボンを吊るサスペンダーが壊れて、芝居の中で2回も外れてしまった。
何とかごまかしたのですが、実際にはちょっと焦っていました(笑)

主役を言い渡された時には、どうしようかと思っていましたが
稽古を続けているうちに、少しずつ主人公の人柄を作って行けて
本番の時には、脚本にある主人公を演じる事が出来た気がします。

というのは、今までの公演の記録ビデオを観る気がしなかった。
思ったように出来ていない、自分の芝居が嫌で仕方がなかった。
ところが今回は、稽古で撮った動画を何度も観るようになりました。
動画を見ながら悪い点を修正して、次の稽古に臨む。
そんな事が、本番に生きた気がします。
人はそれを『努力』というのでしょうが、僕の場合は違います。
『出来ない自分を受け入れて、楽しむ』なのですよ。
決して嫌々やっているのではなく、好きでやっている。
芝居には満点なんて無いですから、なおさらです。

来年以降、劇団公演を続けるには色々な高いハードルがあります。
まず今年の公演は10人でしたが、そのうち3人が今回限りと言っている。
皆で会費と称した運営費を出し合ってやって来たので、
ただでさえ少ない劇団員の人数減は厳しいです。
公演にかける費用をケチって、セコい舞台をするのも不本意だし・・・
そういう意味でも、資金繰りが一番の課題になりますね。

さらにコロナ禍以降、プロが使う劇場のサイズが小さくなって
我々が使うような劇場も、なかなか確保し辛くなっています。
でも、我々の劇団の灯を途絶えさせるのも嫌ですから、
これから考えないといけません。
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