昨日はちょっと、愚痴めいた弱気な日記を書いちゃった。
まぁ、本音を書くって言うのは自分の気持ちを整理するのに
凄く大切なことだから、まぁ良いかな・・・・(笑)
でも、今から3年後に定年を迎えた時にどうしようか?
真面目に考えなくちゃいけない歳になっちゃいました。
今、言えるのは『もう、会社に使われるのはこりごり』
ってところかな?
10年前の僕を知っている『ハゲを増す会』のスパイ2号が
『あんなに好きだった会社が嫌いになるなんて・・・・』
って、言うんだけれど、自分でもそう思う。
そう、確かに10年前は仕事が大変で苦しかったけれど、
何か大きな目標があって、それにチャレンジするのが
凄く楽しくて、仕事も会社も大好きだった。
それは、そういう仕事の難易度を理解してくれて、
誰もやらなかったことに、チャレンジする大変さを
理解してくれていた上役が居たから・・・
でもね、自分でも思うんだけど、あの頃の仕事は
僕にとって仕事と言うより遊びだった。
遊びというと、ふざけた態度っていう人が必ず居るんだけど
仕事なんて、どんなスタンスでやろうが、まずは要求事項を
実現することが、第一優先だと思ってる。
誰も手がけたことの無い未知の仕事に取り組む時は、
ある程度、遊び感覚で楽しんでやらないと、精神的に持たない。
特に『失敗して当たり前』みたいな開き直りが大事だし
それくらいの度量が無いと、新しい事にはチャレンジできない。
でも、僕は入社して以来、そういう仕事を幾つもやってきた。
JST(独立行政法人科学技術振興機構)の仕事は既存技術じゃ無いから
故障対策に半年を費やしたり、無理難題に近い性能を要求されたり
深夜作業、徹夜作業は当たり前で、予算執行の関係で
いつも日程に追われながらの仕事は、何か楽しかった。
そういう仕事にずっと関わってきたから、今みたいな
単なる装置開発と言う、刺激の無い仕事ではつまらないのかも知れない。
以前、登場した同い年のTが言っていたなぁ・・・
定年まで3年間の仕事のために、ごちゃごちゃ考えるな。
まだ20年は生きるんだから、会社なんて狭い世界の事じゃなく
向こう20年楽しめることを考えろよ・・・ってね。
流石は、人の上に立つ奴はいう事が違うなって素直に思った。
そうだな・・・・確かにそうだ。
自分が楽しめることを残りの3年間で考えれば良いのかも知れない。
かつて、自分の頭の中には『会社』なんてものは微塵も無かった。
歳を取り、いつの間にか世間一般の中年男性になってしまったかな?
あと3年、今のまま過ごすにはちょっと長いもんなぁ・・・
楽しい事見つけなくちゃ・・・