今日は久しぶりに設計らしき事をした回路が出来上がって来て、
これまた、久しぶりに回路の動作チェック。
この仕事、ある大手メーカから依頼があって作ったいわゆる特殊工事。
7月の下旬に、初めて担当者と打ち合わせをして
何と9月中旬には、納品して欲しいとの無理難題。
こういう特殊工事ばかりをやってきた僕としては
部下にやらせると絶対に間に合わないと思って、
あらかじめ作っておいたアイデアを、製図してもらっておいて
その図面を元に、先方と打ち合わせに臨んだ。
営業が商談を持ち込んだときに、開発部から電気回路の
改造で顧客要求を満たそうと言うアイデアだった。
ところが、実際には装置は既に客先にある上に
出来上がった基板に現地で改造を入れて簡単に動くような
簡単な工事じゃない。
そのために、新たに小さな基板を作って昨日追加する事にした。
今の部署は、日程を守ると言う事に対してちょっと考えが甘い。
逆に僕は『日程変更』は、基本的に頭に無い。
最大限の努力をしてでも日程を守るって言うのが基本。
これって、世の中の常識なんだけどね・・・・・。
悲しいかな、僕の居る部署はそういう感覚に乏しいのです。
若手にやらせると、開発部のアイデアどおりしかやらないし
アイデアを考えてる間に、時間がどんどん過ぎちゃう。
こういう時間が限られている工事は、そういった修羅場を
くぐり抜けた経験が無いと、どうやったら出来るかと
裏技も含めて動きまで計画しないと、納期なんて守れない。
とはいっても、若手や女性の手を借りないと今のCADは
良く解らないから図面が作れない。
それで、アイデアを事前に手書きで図面にしておいて、
若手に頼んで製図してもらっていた。
その図面をメールで事前に先方へ送って、確認しておいて
後は確認してもらって、基盤製作に出すだけにしておいた。
それが7月の下旬。
で、打ち合わせで内容に関して僕のアイデアで了解を得て
図面を7月終わりの夏休み前につくって、休み明けに業者に出す
手はずを整えておいた。
もちろん、生産部門にも事前に追い上げ出来るような業者を
選んでもらったりして、客先の希望にに出来るだけ近づくようにね。
そして、先週末に出来てきた基盤を手に入れて今日からチェック開始。
なんと、全く動かない・・・図面は間違い無いのだけれど、
装置に組み込むと、画像が全く出なくなる・・・・
こんなはずじゃ・・・・ヤキが回ったかな?
やっぱり、もう現役じゃないのかなぁ・・・・
明日から根性入れて、今週中に終わらせてやる・・・くそぉ