やっと週末が来た・・・
最近は、金曜日がやって来るとそんな感じです。
週末には、秘密基地建設という楽しみがある。
社会人になって、自分の遊び部屋を持つのが夢だったから、
自宅の一室・・・とまでは行かないけれど、多少の違いこそあれ
夢が叶ったことには違いない。
元々、アパートではなく実家をリフォームして、
子供達に秘密基地並みの部屋を二つ作ってやるつもりだった。
ところが、幼稚園から中学校卒業まで生まれ育った
今の土地を離れるのを、子供達が嫌がった。
嫁さんも、実家のある土地には興味が無く、
自分が購入した新築マンションに愛着があった。
まぁ、これは当たり前のことでしょう。
でも、僕は自分の歴史でもある実家のある土地に
戻って、手狭なマンションで暮らすより広い家で
友達を沢山呼んで、楽しめる家で暮らしたかった。
実家を空き家にするか、姪っ子たちに住まわせるか?
色々考えたけれど、親戚に貸すと追い出し難くなる、
それに家賃を貰うのも、何となく気がひける。
そんなこともあって、面倒だからアパートにしてしまえ、と・・・
で、実家を解体してあまりにも荷物が多いことと
その一つ一つに、簡単に捨てられない思い出があったり・・・
出来る限り、捨てないでと思い、冷蔵庫、洗濯機、電子レンジは
姪っ子の友達に譲り、3つあった食器棚のうち、
お袋が一番大切にしていた、茶箪笥を従兄弟夫婦に託し
もう一つは僕が保管して、今は秘密基地で使うことにした。
今頃になって、取っておけば良かったなぁって思うものが
沢山あって、さぞかし骨董品屋は美味しい品物を
手に入れたんだなぁって、ちょっと後悔したりしている。
で・・・・、秘密基地。
柱時計の位置を、階段の邪魔にならない位置に移動して、
電子レンジも設置して、いよいよ生活できるところまで
近づいてきたんだけど、
僕がここに来ると、所謂『別居』。
本来は、娘が独立してここに住めば良いのだけれど
今はまだ、高校生と専門学生で一人暮らしなんて程遠い。
暫くは、今の家で食事してアパートに戻る感じに
なるんじゃないかな?
ただ、家に居ても別に会話があるわけでもないし、
食事が終わったら、いつも自室で一人で過ごしてるから
そういう意味じゃ、まり変わらないのかも?
逆に、暫く離れて暮らしてみたら、お互いに何か
足りないところに気づくような、そんな気がする。
秘密基地はポジティブに捕らえれば、良いかなって・・・・
色々な事を抱えて、秘密基地建設は進むのです。