気がついてみれば、今日は夏至。
南極では太陽が昇らず、逆に北極では日が沈まない時期。
春分から秋分までの間、北半球では太陽は真東からやや北寄りの方角から上り、
真西からやや北寄りの方角に沈む。
夏至の日は日の出・日没の方角が最も北寄りになる。
北回帰線上の観測者から見ると、夏至の日の太陽は正午に天頂を通過し、
北緯66.6度以北の北極圏全域で白夜、南緯66.6度以南の南極圏全域で極夜となる。
南半球では昼と夜の長さの関係が北半球と逆転するため、天文学的な夏至とは別に、
慣習的に「一年中で一番昼が長く夜が短い日」のことを夏至と呼ぶことがあるらしい。
南半球が夏至を迎える日は、北半球での冬至の日に当たる。
日本では一番日が長い一日になるらしいけれど、
日の出が最も早い日は夏至の1週間前ごろで、
逆に日の入りが最も遅い日は夏至の1週間後ごろで
夏至とは一致しないらしい。
とは言え、一日が長く感じるのは嬉しいですね。
特に僕みたいな、昼近くまで寝ている人間にとっては、
夕方4時になると薄暗くなる冬に比べると、何だか得した気分になる。
10年ほど前の2月に九州へ出張した時、朝7時に起きたらまだ暗くて
逆に夕方7時になっても明るくて、得した気分になったのを覚えている。
先週から始まったW杯のテレビ放送が夜中にあるので、それを観ていると
放送が終わる頃には外が明るくなっている。こちらは、
『あぁ、徹夜しちゃったよ…』
なんて、ちょっと罪悪感みたいなものを感じたり…。
そう云う意味では、今日を境にまた日が短くなって行くのですねぇ。
面白いもので、一番日が長い今の時期は一番暑い時期の気がするけれど、
日差しの強さこそあれ、暑さのピークはこの夏至から2カ月くらい遅れてやって来る。
逆に寒さのピークは冬至(12月22日)の時期では無く、その2ヶ月後の2月あたり。
地球が持つ『熱容量』や『比熱』の関係なんでしょうけれど、
こっちについては、暇な時に調べて計算してみます。
そう言えば、いまW杯が開催されているロシアは、随分北の方だから
もっと陽が長いのだろうと思うけれど、まだ寒かったりするんでしょうね。