芝居の稽古があると、週末があっという間に終わってしまう。
逆の事を言えば、週明けの来るのが早く感じると言う事。
この週末はちょっと嫌な事が続いたので、色々と考えちゃった。
芝居の事に始まったんだけれど、集団で何かをやる時の目的についてね・・・
僕の劇団でやっている芝居は『お金をかけた中高年の崇高な遊び』
時間やお金に余裕が無い人は、参加するべきじゃないと思っている。
何事もそうだけれど、集団で何かをする時にはそういうものを理解して
自分のレベルに有っているかどうかを判断しないといけない。
その上で、芝居も一生懸命やる。
上手い下手よりも一生懸命にやる事が大事だし、そうでなければ
ただ下手くそなだけの芝居で、お客さんには何も伝えられない。
僕は集団で何かをする事を『山登り』に例える事が多い。
先頭に立つのは山を熟知している経験者で、天候などの状況判断、
道に迷わない事、何よりも集団のペース配分を考えることが優先される。
その時のペースは一番能力の低い人に合わせること。
逆の事を言えば、能力の低い人は連れて行かない事、
能力不足の人はそう言った集団に参加するなら、
レベルを上げることだと思っている。
同様に劇団も、レベルの低い人に合わせると、
結局安っぽいものしか作れなくなる。
昨日、一昨日と色々と言ってきた若い人に訊きたいのは
『あなたは何を目的にここへ来ているの?』と言う事かな?
皆がこうしたいと言う意思を持って、チャレンジしていることを
理由も聞かずに潰しにかかるあの行為は、好きじゃない。
と言うより、そんな事を正当化する権利なんかないのに・・・・
一部では『何様のつもり?』的な感情が芽生えて、良い方向には向かない。
結果が同じだったとしても、唄を指導している石崎先生なら、きっと違う対応をしただろうなぁ?
なんて思うのは、僕だけではないでしょう。
ポジティブに物事を捉えてやれば、それで駄目ならみんなが納得する。
そう言うプロセスを踏めば、不平不満など出ないのですよ。
僕はサッカーも仕事も、ハッキリとした目的を持ってやっている。
だから、色々と考えちゃうのですよ。