今日は天気が良いので仕事終了後、素潜り採集に行く。もう10月なので、採貝漁業のメインだったギンタカハマガイも禁漁となり、今回は魚の採集に集中出来るので有難い。だが、魚を探すも採ってはいけないとなるとやたらとギンタカハマガイが目に付く。今回は大学で頼まれてオハグロベラとアカエソをメインに探す。するといきなりニシキカワハギを発見。ニシキカワハギは幼魚は定置網や夜間採集で確保しているが(ブログ2007 3.17)(ブログ2010 6.14)、成魚はまだである。成魚は素潜り採集時に何度か見ているが、いつも見つけても直ぐに近辺には止まらずどこか遠くへ泳ぎ去ってしまい、採集の準備すら出来ずに採集出来ないでいる。今回も直ぐに諦めようかと思ったのだが、今日は時間があるのでどこまでも追いかけてみる事にする。思った通り止まらずグイグイと泳いで行くが、そのうち岩の下に潜り込むところを確認する。これはチャンスとばかり直ぐに岩の周りを網で囲む。これで遂に採集することが出来た。また、今度はフタスジタマガシラの幼魚を発見。これは今までに何度か採集したことがあり(ブログ2010 9.18)(ブログ2015 11.14)、簡単に採集できるだろうと思うものの、逃げられてしまう。また、頼まれていたアカエソは見つけ採集したものの、オハグロベラは見つける事すら出来ず終了。いつも貝採りをしている時は見ているのだが、いざ探すと見つからないものである。
*後日、魚ボラでヒトスジエソと同定されました。
ニシキカワハギを発見、追いかける(写真矢印)
フタスジタマガシラ幼魚(採集出来ず)
今回の採集成果
ニシキカワハギ(成魚初採集)水中では綺麗だったが上げると真っ黒
クギベラ
ミツボシキュウセン
アカエソ
*後日、魚ボラでヒトスジエソと同定されました。
ブダイの仲間
ブダイの仲間
ブダイの仲間