今日は市場にヒレコダイが揚がっているのを発見。見ると背鰭第3・4棘が長く伸びており標本用に確保する。ヒレコダイはここでは珍しく、今までに数えるほどしか見た事がない。よく水揚げされるチダイに非常に良く似ているので紛らわしいが、この特徴の背鰭を見なくても体高が非常に高く丸みを帯びているので見た目で直ぐにわかる。だが、市場ではチダイと混同され揚がっている。実は今年の4月にもヒレコダイを確保したのだが、特徴の背鰭棘があまり伸びておらず、ひと目でわかり易い個体を探していた。その時の個体が初確保だったのでブログに載せようかと思っていたのだが、特徴が現れていなかったのでアップするのを諦めていた。今回わかり易い個体を見つけ確保する事が出来たので、ようやくブログで紹介する事が出来、前回ブログネタとしてパスして待った甲斐があった。ここでは珍しいのでブログに載せるのは何年後かなと思っていたのだが、1年も経たないうちに確保出来て本当に良かった。
写真上:ヒレコダイ 写真下:チダイ
今年4月に確保したヒレコダイ(背鰭棘があまり伸びていない)