車を沢渡の駐車場に置き、上高地行きのバスを待つ。
沢渡の駐車場も何箇所かあり、よく知らなかった我々が
利用したのは、上高地に近い村営沢渡第2駐車場だった。
バスは空いているから良かったものの、混雑している時は、
始発の駐車場から乗らないと、座れないかもしれない。
梓川は土砂を含んだ茶色の流れになっている。
釜トンネルを過ぎると、水は清流。
工事が行われているので、あんなに土砂を含んだ水になるのだろうか?
工事はこれだろうか?
↓
http://www8.shinmai.co.jp/yama/2007/02/09_004025.html
焼岳が見えてき、帝国ホテルを過ぎてバスは上高地に到着。
上高地へ来るのは3回目。
初めて行ったのは、新婚早々だった。
あの時は車で上高地まで行けたのだが、上高地まで続く渋滞、
釜トンネルの中でエンストしてしまい焦った覚えがある。
車は赤いサニークーペ。懐かしい思い出だ。
平日にもかかわらず、観光バスは何台も停まり、河童橋で写真を撮る人も多い。
清冽な流れのこの川が下流では、あの
濁流に変わってしまうのか・・・?
穂高の山々が手招きしているようだが
そこは専門外、我々は明神池まで歩くことにする。
2度目に訪れた時も、明神池まで歩いたが
こんなに木道があっただろうか?
それに、こんなに遠かっただろうか・・・?
それも、10年前の話だから、こっちの体力も
弱っているし、自然保護の観点からみれば
木道を歩かせた方がよいのだろう。
あぁ、しんど・・・。
明神池にたどり着かないうちに昼食休憩となる。
途中の道の駅風穴の里で買ってきた山菜おこわを、木道にある
休憩スペースで後ろを通る人達に背を向けて広げる。
遊歩道に緑色の落し物があちこちにあった。
落とし主は誰・・・?
いました、いましたお猿さん。
こちらは、まだ子供の猿で、遊びながら新芽をぱくついています。
すぐ近くを通っていても知らぬ顔でわが道を行くお猿。
餌を与えないのがルール。
人間がこれを守れば、餌を狙って襲うという事はありません。
これは西穂高でしょうか?
爽やかな風が吹きぬける中もうひとがんばり、明神池はすぐそこだ。