8月に続き2度目の宿泊となった栗駒山荘。
予約はいずれもJTBのサイトからで、料金も直予約と同じ。
だから部屋はいつも2階の和室。
次に泊まるなら、直予約して洋室や和洋室に泊まってみたい。
西陽がまともに差し込むので、チェックイン後の部屋の窓にはカーテンが。
カーテンを開けると、霧が右方向から押し寄せてきた。
翌朝もこんな状態。
紅葉には少し遅いかな?と、思いながらやって来たが、まだまだ見頃だった。
電気ポットやテレビはあるが、自家発電の宿なので冷蔵庫はない。
テレビの下は金庫。
その横の小物入れの中には・・・。
裁縫セットにプッシュ式の蚊取り。
アメニティは揃っているが、浴衣が大きい。
通常Mサイズを着るが、ここのMはまるでLサイズ並み。
女性用にはSサイズでいいかも。
タオルが真っ白、無地のものになっていた。
8月にはあづき色、名前入りのものだったが、今年の営業も後10日ほど。
在庫がなくなったんだろうか?
寝具も枕は天然石入り、健康敷ふとんとこだわりがあるようで、快適に眠れた。
多くの立ち寄り客で賑わう栗駒山荘の風呂。
立ち寄り客用下駄箱とは別に宿泊者専用のスリッパ棚があり、部屋名が書かれている。
我が家は、私が部屋の鍵を持って風呂へ行く。
そして必ずと言っていいほど、私の方が早く風呂から出る「神田川」の逆バージョン。
「私のスリッパがなかったら部屋に戻っているから・・・」と、実に便利だった。
栗駒山荘の風呂場は写真撮影禁止なので、写真はない。
風呂は午前0:00~4:00までと、8:00~9:00までは入れない。
深夜はともかく、朝の8:00~9:00に入れないのは少々辛い。
2階のレストランで朝・夜共に食事をいただく。
8月にはそう感じなかったが、食事は公共の宿にしては凝っていて味付けも良い。
八寸は「長いも豆腐」「ほうれんそうのおしたし」「沢もたし煮びたし」。
先附は〆サバと赤カブ、糸かぼちゃの土佐酢ゼリー掛け。
お造りあまり好きではない私には丁度良い量。
岩魚のそぎ造り、銀鮭、こんにゃく。
揚げ物が変わっていた。
ミズの昆布巻き揚げとキクラゲ、ミズの葉。
ミズは大好物。
今時ならきっと塩漬けミズだろうが、こういう食べ方もあるんだ。
焼き物は3種から選べるが、夫婦揃って「純和鶏網焼き」をチョイス。
添えられた煮たゴボーもおいしい。
他のテーブルでは「岩魚の塩焼き」や「子持ち鮎の塩焼き」を注文してる人が多かった。
地元では「あんぷら」というジャガイモ団子の鍋。
中から野菜がどっさり現れ、実においしい。
楽しみにしていたお漬物。
いぶりがっこはもちろん、今回は、初めて食べるいぶり人参が出た。
夕食時には見えなかった下界。
霧が晴れて見事な紅葉が見えた。
飲み物とサラダ、納豆、お漬物などがバイキングになった朝食。
8月と同じでトマトはミニではない。
このトマトでお腹いっぱいになってしまったので、今回トマトはパス。
トマトを皿に入れてる人に教えてあげたかった。
10月20日を過ぎるとチェーンや冬タイヤが必要というメールを宿からもらっていた。
「えぇ~、こんな早くから?」と、渋る相方を説得し、冬タイヤに履き替えていたが全く必要はなかった。
栗駒山荘は11月4日で今シーズンの営業は終了し、長い冬休みに入る。
この冬タイヤが有効に使えるような時に又泊まりに行こう。