串カツ子の旅日記

美しい国、日本。まだまだ見たい所がいっぱい。
温泉、宿屋、食べ物、紅葉、桜、街並み・・・興味の対象は尽きません。

秋の東北旅の帰途に

2013年11月30日 | 旅-関東・中部

10月24日

赤倉温泉「ふるや」をチェックアウトし、すぐ近くにある「妙高山麓直売センター トマト」へ。

う~ん、前回訪問時は台風18号で、雨風強かったけど、この日も雨。

野菜、果物、加工品・・・結構な品揃えで、ここで買い物するのは楽しみ。

竹元さんだったっけな?この方のリンゴもおいしいです。

長野~塩尻から国道19号線へ。

道の駅「木曾くらしの工芸館」で、数多く並べられた木曾漆器を見る。

いいなぁ~、でも高い。

ティスプーンを2本だけ購入。

すぐ近くにある蕎麦屋「ていしゃば」で昼食。

蕎麦は開田高原など地元産の二八そば。

つゆもカツオの香りがたち、甘くも辛くもなく丁度良い味で、なかなかおいしい。

私は「エビ天おろしそば」を注文。

山菜も乗っかり・・・。

 そして、デザートには、干し柿の中に柚子の皮を巻き込んだ「初霜」が三きれ。

木曾のお漬物「すんき」ってどんな味だろう・・・?

食べてみたくて注文する。

酸っぱい~。

「すぐき」のようだが、塩を全然使ってないので、すっぱさだけを感じてしまい、
う~ん、私は食べなれた「すぐき」の方がいいなぁ。

玄関には白の「いわしゃじん」が満開。

我が家では「いわしゃじん」は育たない。

3鉢あるのだが、どれも花咲かさず枯れてしまったようだ。

来年、芽吹いてくれるだろうか?

福沢桃介ゆかりの桃山発電所。

はぁ、雨にたたられた秋の東北旅。

台風接近で予定を切り上げ、半分ほどの日程で帰って来た。

同時期の去年の紅葉は素晴らしかった。

自然相手なんだから仕方ないけど、やはり異常気象なんだろうか?

雨だったが、奥日光の素晴らしさが光る旅でした。 


大谷石

2013年11月30日 | 旅-関東・中部

秋の東北旅での話です。

10月20日 朝から

今日は、金精峠越えで奥日光へ入り、戦場ヶ原散策の予定だったが、
1日中雨の予報では予定を変えざるを得ない。

紅葉時期の日光、いろは坂や中禅寺湖畔では車が渋滞するというので、裏から日光入りす
るつもりだったが、この雨では日光へ出かける人も少ないだろうと、表からアクセスする。

東照宮は見ているし、大阪人、そこへは行きたくない。

そうだ!大谷石。

大谷石の集落「徳次郎」を見てみたかったが、雨の中ウロウロするのも辛い。

それなら大谷寺へと・・・。

すごぃぃ、圧倒される。

九州の羅漢寺も岩を背景にお堂が建っていたのを思い出した。

堂内に大きな磨崖仏が3x3体彫られているが、こちらは撮影禁止。

何もかも大谷石で造られている。

ベンチも焼却炉も・・・。

宝物館には縄文最古(11000年前)の人骨が展示されている。

本物で撮影禁止。

20歳前後、身長154センチの男性で、昭和40年防災工事中に、お堂下150センチの
所からこの世に現れた。

手足を折り曲げた屈葬姿で、歯がきれいに残っていて驚くと同時に羨ましかった。

大谷寺のすぐ前にある大谷公園へ。

昭和23年から6年の歳月をかけて造られた26.93mの平和観音がそびえる。

はぁ~凄い!と、何を見ても

車に戻ろうとした時、大谷寺への参拝ツアー客がやって来た。

続いて近くにある大谷石の地下砕石場跡がある大谷資料館へ。

入館料金600円を支払い、長い階段を地下30mへと下りて行く。

空気はひんやり。

この階段、手掘り時代には80キロもある石材を背負って運び出したという。

おぉ、すごぃぃ。

一般人の目に触れる事なく「未知なる空間」と呼ばれた地下砕石場跡は、
後楽園球場が一つすっぽり入ってしまうだけの大きさ・・・と、パンフに。

本格的な採掘は江戸時代中頃から始まり、機械化される昭和34年頃までの
手掘りのツルハシ跡が残る。

表面にタテの線が残っている部分は機械化されてからのもの。

プロモーションビデオの撮影が行われていた。

音響効果、いいだろうなぁ。

平均気温は8度前後で、戦時中は地下倉庫や軍事工場として、戦後は政府米の
貯蔵庫だった、大きな天然冷蔵庫。

かねてより一度見てみたいと思っていたが、雨が降らなかったら来てはいなかった。

にっくき雨続きの旅だったが、いい事もあった・・・かな?

 これだけ雨が降ればさぞかし水量も多いだろうと、華厳の滝へ。

エレベーターの中も観瀑台でも外国語が飛び交う。