串カツ子の旅日記

美しい国、日本。まだまだ見たい所がいっぱい。
温泉、宿屋、食べ物、紅葉、桜、街並み・・・興味の対象は尽きません。

高湯温泉 吾妻屋

2013年11月24日 | 宿-東北

高湯温泉 吾妻屋旅館 日本秘湯を守る会の宿でもある人気旅館だ。

るるぶトラベルで予約が出来、10月22日に宿泊。

雨の中、硫黄臭漂う高湯温泉へ。 

宿の前に駐車場があるのだが、車を停め玄関へ着くまでにもひどく雨に濡れた。

先日宿泊した金太郎温泉は、傘を2本持って車まで出迎えてくれたのだが・・・。

宿へ着くまでに荷物の整理が出来ていない時が多く、車を停めるなり出迎えられる
のはあまり好きではなく、ほおっておいて欲しいのだが、金太郎のこの出迎えは嬉しかった。

建物の中に入ると左右に箱階段のような下駄箱があり、当日の宿泊者の氏名が書かれた
紙が貼ってあり、靴はその中へ自分で収納する。

フロントの奥から可愛い声の女将が現れ、A3サイズの用紙に館内の見取り図や、
入浴時間などが書かれた紙を渡され説明を受ける。

下駄箱といい、この案内書といい、女将かどなたの発想か、なかなかのアイデアマン。

エレベーターに乗り、長い廊下を歩き部屋に案内される。

ロビーにはコーヒーが用意されていたが、すっかり忘れてしまい、コーヒー好きの私が
一杯も飲まなかったとは・・・。

雨も降っているので、宿の周辺をうろうろする気にもならず、結局、ロビーへ行ったのは
チェックアウトする時だけだった。

通された部屋は露天風呂の入口に近い8畳間。

部屋に入った時、ぷ~んと湿気臭い匂いがしたので、持参している消臭剤をまくが、
これは部屋にも用意されていた。

奥に3畳ほどの広縁があるが、椅子ではなく座布団が敷かれていた。

ここには椅子とテーブルが欲しい。

ウォシュレットのトイレと広い洗面台。

立派な洗面台にはコップが2つと小さな固形石鹸のみという簡素過ぎるアメニティ。

この広縁の手前にトイレと洗面。

テーブルの上には冷水ポット。

灰皿は要らないから携帯や時計を入れておく小物入れが欲しい。

この小物入れを置いてくれている宿は案外少ない。

お金かからない備品なので、是非用意して欲しいものだが・・・。

鍵は2つで片方には金庫の鍵がセット。

 

朝・夕共に食事は部屋でいただく。

会津の郷土料理「ニシンの山椒漬」、う~ん左は何だったっけ?

 

 

 エビの下にはカモの燻製が隠れている。

 

 刺身こんにゃく。

一人鍋は牛しゃぶ。

大きな肉が2枚と食材にはお金がかかっている。

今回の旅で泊まった宿の中では一番豪華な食事だった。 

こちらは朝食。 

夕方、少しの時間停電になった。

ブレーカーが落ちたのだろうが、宿で停電に遭うのは初めての経験。

各部屋でドライヤーをいっせいに使われたらブレーカーが落ちてしまう事があると、
どこかの宿で聞いたのを思い出した。

そういう宿では電気ポットは置かれていない。

車に電気ポットを積んで旅してる私。

電気ポットではない宿で使おうという算段だが、これを使ってもよいかどうか?
宿の人に聞いてから使う事にしているのは、一時的な停電を引き起こさないか?
と、心配するから。

結構、年季が入った建物で満室だったこの日、全ての部屋の電気ポットが
いっせいに使われたせいかもしれないなぁ・・・。