11月12日 この日も。
最近は雨の日を選んで旅行しているみたいで嫌になる。
那谷寺へ行く前に昼食。
国道8号線、分校町にある北陸食堂。
外観からして明らかにチェーン店展開をしている「まいどおおきに食堂」ではない。
国道8号線から少し脇道に入ると、広い駐車場。
11:00オープン。開くのを待って一番乗りの客だった。
店内はファミレスのように明るく広い。
お刺身定食を注文。
味噌汁を豚汁に変えられるというので、豚汁にしてもらう。
具たっぷりのおいしい豚汁だった。
お刺身は、イカ、ヒラメ、ブリ(?)、ツブ貝、甘エビの5種盛り。
ヒラメのエンガワも入り、どれも活きていておいしい。
小鉢は「鯛の子のたいたん」ときゅうりの酢の物。
こちらは相方が注文したランチのエビフライ。
大きなエビにたっぷりのタルタルソース。
帰り際、お金を払う時に気付いた「おかず棚」。
単品のイカ刺、ツブ刺し・・・。
あぁ、これを注文すれば良かった。
食べ終わる11:30頃から客がどんどん入店して来た。
きっと地元でも人気店なのだろう。
11月13日 金太郎温泉をチェックアウトし、かねてより行きたかった生地(いくじ)の町へ。
富山県の指定遺跡の「生地台場」が復元されいぇいる。
1851年、外国船来航に伴い、海防上の必要から加賀藩が造ったもので、現在の台場は、原型の台場の上に当時の設計図を元に復元したものという事。
延長63m 幅8m 台場の上には船で運ばれた5丁の大砲が据えられた。
台場の上に登ると寒々とした日本海が眺められた。
生地の魚の駅で魚でも買って帰ろうか・・・と。
「とれたて館」の片隅に吊るされていた大きな天然ぶり。
ここは「くろべ漁協」が運営していて、食事ができる「できたて館」と、鮮魚・干物・特産物を販売する「とれたて館」の建物が並んでいる。
鮮魚コーナーで「あおりイカ」を買い、皮剥きまでしてもらい、その日自宅で食べたが甘味があり凄くおいしかった。
ツブ貝も大小さまざま売られていて、大きなものはその場で刺身にしてくれる。
干物コーナーも充実していて、珍しい「あおりイカの一夜干し」を買って帰った。
大きな発泡スチロールのトロ箱いっぱいに鮮魚等を買って帰る観光客も見受けられ、知る人ぞ知る魚屋さんなんだ。
北陸道を通る時、ちょっと寄り道して買い物して帰ろうと思った。
生地は黒部川の伏流水がアチコチで湧き出る所。
ここ魚の駅の駐車場の一画にも水が湧いていて、自由に汲める。
もちろん、頂きました。
武生インターで下りて、越前そばを食べ、水ようかんを買いに。
今日は御清水庵(おしょうずあん)で、蕎麦を頂く。
新蕎麦らしいが、私には香りも味も違いが分からない。
福井の珍しい習慣「コタツで水ようかんを食べる」。
だから福井の水ようかんは冬場だけしか作られない。
「えがわ」の水ようかんを買って帰り、甘さ控え目の味を楽しんだ。