串カツ子の旅日記

美しい国、日本。まだまだ見たい所がいっぱい。
温泉、宿屋、食べ物、紅葉、桜、街並み・・・興味の対象は尽きません。

吾妻屋の風呂

2013年11月29日 | 宿-東北

10月に泊まった高湯温泉 吾妻屋さんの風呂を・・・。

カラフルな傘をさし、戸外に2ケ所ある露天風呂へ。

  
途中にあるお休み処もいい雰囲気だけど、この雨ではねぇ・・・。

露天風呂「風楽」は、男女別と家族風呂があり、夜明けから22:00頃まで入浴可能。

まずは家族風呂で年賀状用の写真撮影。

湯船は小さくて2~3人が入れる広さ。

家族風呂は入口にサンダルが置いてあれば使用中。

予約も必要なく空いていれば自由に使える。

木がうまく使われていて、山の中の秘湯という雰囲気が漂う。

こちらは女性用。

白い湯と湯船回りの黒い板が好対照をなし、雰囲気抜群。

右手の手摺も自然木がうまく使われている。

冷たい雨の中を80m程登り、外風呂「山翠」へ。

冬の雪の中を歩いて行くのは、ちょっと辛いだろうなぁ。 

 

 「山翠」は男女別の露天風呂で、夜明けから日没まで入浴可能。

こちらは男性用で「風楽」と違い、石が多用されている。

湯船は大きい。

ちょっと「鶴の湯」の露天風呂に雰囲気が似ているような気がした。

男女別と家族風呂がある内湯は24時間入浴可能。

浴室への戸を開けると木張りの床が広がり、その奥に湯船が二つ。

ふと、青森の嶽温泉にもこんな風呂があったなぁ・・・と、思った。

源泉が注ぐ浴槽は少々熱めと、二つの浴槽に温度差有り。

露天風呂のように白濁していない。

あの白い湯は劣化によるものだと思う。

外気にふれる露天風呂は、内湯より劣化が速いのだろう。

露天風呂より湯は新鮮なこの内湯が気に入り、何度か入った。

露天風呂も内湯も山の宿らしく、自然材料でうまく造られ、凄く雰囲気は良い。

 

物置の窓に見えた湯ノ花。

湯の管理は大変なんだろうなぁ。

露天風呂への出入口近くに、着替えの浴衣とバスタオルが置かれていて自由に使える。

この横に大きな冷蔵庫が置いてあり、各部屋には冷蔵庫がないので、これを共同ながら自由に使える。

    • 源泉名:湯花沢3番
    • 泉質:含硫黄-Ca・Al・Na-硫酸塩泉(硫黄泉)
    • PH=2.8  50度
    • 成分総計:1643mg/Kg
    • 特筆する成分:硫酸イオン 620.4  遊離二酸化炭素429