久し振りに銀ブラをしてみた。
知人の水彩画展示会が有楽町のギャラリー悠玄で開催されており、天気も良くて新橋から銀座をブラブラ散歩して、画廊巡りや銀座の名所を廻って楽しんだ。
長年通勤で通った晴海通りであるが、日中にみゆき通りや銀座通りをブラ散歩は何年振りだろうか?
最初に有楽町の泰明小学校前のギャラリー悠玄を訪れて、ある教室の作品展を見せてもらった。
風景スケッチや人物クロッキーが約70点が展示されていたが、以前から自分が描きたいと思っている淡彩画で、どれも素晴らしいものばかり。
ギャラリーは、さすが銀座のギャラリーで木の床と漆喰の壁のシャレた雰囲気で、ライブのコンサートも出来るそうだ。
しばし、来場者の方とスケッチ談義をさせていただき、近隣のスケッチポイントの情報交換を楽しんだ。
ギャラリーを後にして直ぐ前にあの有名な『泰明小学校』があり、昼休みの子供達の動きと歓声を聞いていた。
丁度、先月に創立130年を迎えたそうで、東京都の歴史的建造物であるその美しい姿に見とれていた。
我が母校の小学校も、創立150年を迎えたがやはり伝統校の風格を感じた。
校舎を包むような蔦や窓の形、優美な校門の形など、じっくりと腰を据えてスケッチしたい誘惑にかられた。
出身者も藤村藤村、北村透谷、稲山嘉寛、近江文麿など超有名人が多いそうだ。
みゆき通りから中央通りに出てみると、京橋に向って歩いたが、月が変って既にクリスマスムード一色となっていた。
ミキモト店の『ジャンボクリスマスツリー』は、今年もすばらしい電飾に飾られていた。
日中のため、イルミネーションは見れないが、今のイルミネーションのはしりではないだろうか?
中央通りには、新装なったブランド店も多く、いかにも銀座らしいクリスマス雰囲気が漂っていた。
京橋では、多くのギャラリーがそれぞれの絵画展が開催されており、何軒かハシゴして見てまわったが、ここでも『芸術の秋』を堪能した。