『光都東京・ライトピア』が今年も、丸の内・皇居外苑を中心に、新らしい姿で煌びやかに始まった。
今年のコンセプトは『地球・環境・平和』だそうである。
3年目の今年は、皇居外苑の日比谷壕・馬場先壕などお堀の石垣がライトアップされており、昨年と違った雰囲気が漂っている。
約700mにわたり石垣に柔らかい光が照らされて、水面に映る光景は『雪月花』をイメージしたものだそうで素晴らしい。
和田倉噴水公園では、『アンビエント・キャンドルパーク』として、水と光と音で織り成す空間が演出されていた。
『地球・環境・平和』をテーマに、麻生首相や石原知事、加山雄三、五木ひろし、長島茂雄など政治、経済、芸術など各界の著名人や地元の小学生など700人が描く『明かり絵』が展示されていて、ファンタジックな世界が広がっていた。
公園内は、「地球」をブルー、「環境」をグリーン、「平和」をレッドのコンセプトカラーで表わしているそうで、すばらしい演出である。
変化するカラーで映し出される光景を捉えようと、カメラの放列が連なりいつまでも訪れる人は切れないようである。
丸の内の仲通りでは、街路樹がイルミネーションに飾られて、華やかな雰囲気に包まれていた。
歩道には、『フラワーファンタジア』が行われており、花が光に照らされて美しく輝いていた。
丸の内周辺は、丸ビルや国際フォーラムのクリスマスツリーと共に、光のときめきや輝きで別世界になっている。