今年も、サイクリング耐久レースの『東京エンデユーロ』に参加してきた。
今日は、前日の天気予報では、曇り一時雨でだったが、5時に屋根を打つ雨音で目が覚めた。
何と朝から雨でそれもかなりの雨量である。テレビの予報では、昼過ぎまで雨が続き、しかも風が強まるそうだ。
いつもの事ながら、予報は当てにならない。晴れ男を自称しているが、今日はその効き目も当てが外れた。
6時半に出発して、予定通り立川口駐車場に8時に着いたが、何と約1.2kmの車の長い列が出来ていた。
トライアスロン大会でもよく見られる光景であるが、朝からの雨でバイクで来る予定だった人も車に切り替えたようだ。
当初は、1日のみの開催予定が、あまりの申込み殺到で、前日の土曜日も急遽開催され2日間になったようである。
雨足が強くなる中で、急いでバイクを組立てて、受付会場へ向うが、すでに多くのサイクリストが集まっており、自転車ブームを実感した。
スタート地点には、8分前に並んだが、既に体はびしょ濡れになり、容赦なく体を冷やしてくれる。
昨年は、娘とチームを組んだが、今年は連れと組んで出走した。
本日の参加者は、本部発表で1,770人だそうである。
ローリングスタートで、ゆっくり進んだが、約2km過ぎに、オープンになると一気に先頭集団が飛び出していった。
ゆっくりとペースを守りながら続くが、前のバイクのはね上げが凄く、やむなく車間を取ってマイペースを維持し、約5kmの周回コースを2周づつで交替する。
ピットは、凄い混雑で、替わるべき相手が見つからないのだ。
ところが、休んで待っていても全身びしょ濡れで着替えも出来ず、寒くてただただブルブル震えが止まらない。
すでに、会場のグランドは、どろどろで田圃状態となっており、あちこちでスッテンと転倒者が続出していた。
コースに立たれる観察のスタッフさんは、この雨風の寒い中で4時間以上立ちすくんでおられるのだ。
本当に、ご苦労さまで思わず「ありがとう」と声をかけて前を走る自分であった。
後半は雨も止んできたが、とにかく寒さとの闘いからボロボロで逃げるように会場をあとにして、今年最後のマラソン・サイクルレースは終わった。