知人の紹介を受けて、新国立美術館で開催されている現代書道展『白峰社書展』を観てきました。
昨年もこの書道展を観ているが、約450点の現代書の大作揃いで、すばらしい躍動溢れる作品ばかりである。
書道といえば、我々には習字の延長線上にある伝統的な書道を連想するが、現在の書道は実に幅広い。
また書道展も多くの展示会が各地で開催されており、幅広い世界のようだ。
また、書体では縦書き横書きがあり、大小組み合わせたエネリギッシュなものでどの作品を観てもすばらしい。
漢字・かな・カタカナ・英文もある。
知人の方は、今年は大作を揮毫されて大作5点の中に選定され、且つ、今年の優秀毎日新聞社賞も受賞された。
それぞれの出展者が、作成の想いを語り、審査員から筆の運びや構成などについて細かく講評が行われたがどれも納得であった。
それにしてもこれだけの大作の制作過程が、どこで・どのように・どれだけの時間で書かれるのか興味があったが、
知人の方の作品は、約2m×4m位あり近くの体育館を借りて、1日がかりで10枚くらい書かれたそうだ。
用紙も様々な種類があり、大作の貼り合わせも大変な苦労があると伺った。