毎日、ジロ・デ・イタリアが開催されており、関心はジロに奪われているが、UIC公認の日本版ロードレースである『第13回ツアー・オブ・ジャパン』が、24日最終の東京ステージが行われた。
ジロ・デ・イタリアやツール・ド・フランスとは、そのスケールや歴史など比べようもないが、日本の最近の自転車ブームの影響だろうか、人気度は上がっているようだ。
第1ステージの堺を皮切りに、奈良、美濃、信州、富士山、伊豆と転戦して、この日が最終第7ステージが東京のど真ん中、日比谷をスタートして、ロードバイクのメッカである大井埠頭の周回コースである。
国際レースを東京の真ん中で見れるとあって、ツールファンには願ってもないチャンスであり、スタート1時間前から、あの日比谷通りは、交通規制で異様な雰囲気が漂っていた。
この日は、丁度皇居での駅伝を走るためアップを兼ねて、日比谷公園へ出向いてみたが、テレビで見るフランスやイタリアの雰囲気と違い、厳しい規制がかかっていた。
残念ながら、スタート時間は、管理者が駅伝を走ってからでは、間に合わなかったが、内外の一流国際級のサイクリストが、日比谷通りを駆け抜けるとは、すばらしい。
春の東京マラソンのように、半日間、ランナーが駆け巡るとは異なるが、自転車のスピード感には、格別だったのではないだろうか?
総合優勝者に送られるグリーンジャージーは、バレデイーラ(スペイン)が獲得、日本選手は清水が6位入賞だったそうだ。
我が地元の自転車王子の超イケメン 別府匠(愛三)は、残念ながら20位だったようである。
こんな様子を我が友のバイクアドバイザーに話していたら、意外とツアーオブジャパン(TOJ)は、あまり関心がなく、やはり表のジロが面白いと。
確かに、ジロ・デ・イタリアは、いよいよ今日は、第17ステージに入り、「チマ・コッピ」(最高地点)を目指す山岳超級のコースで目が離せない展開になっているのだ。
ジロやツールでの日本選手の活躍を期待したい・・・
そう言えば、J-Sportsの解説の今中、栗村両氏も、ジロとTOJを掛け持ちで奮闘されているようだ。