今回は、パリ市内の観光は初めてであったが、2日間の市内見て歩きで感じた『パリのあれこれ』を綴ってみた。
シャンゼリゼ通りの有名なカフェテラスやヴィトンやエルメスなどのブランド店を覗きながら、凱旋門まで華やかな雰囲気を感じながら散策したが、ヴィトンなどの店内には、やはり日本人の観光客だろうか目立つ存在である。
凱旋門には中に入る時間もなく、ゆっくり出来なかったが、さすがに市内の道路の中心であり多くの車がロータリーを廻りながら流れる光景には、しばし見とれていた。
聞けば、ロータリーは入ってくる車が優先だそうで、出て行く車で慣れない車は、何周もロータリーを廻る羽目になりそうである。
最も関心があったのは、約3ヵ月後には、ツール・ド・フランスのゴール地点となり、世界中のバイクファンの目が集中することである。
ここの表彰台に立つのは、コンタドールかランス・アームだろうか
セーヌ川はパリ市民の憩いの場と言われている通り、多くの市民が特に目的も無く、春の陽気を感じながらの散歩を楽しんでいる方が実に多い。
セーヌ川右岸を歩いていると、繋留している船が実に多いが、その殆どがレストランやホテルなどである。
また、あちこちで工事中が目立ち、これも景気対策なのだろうか?その期間も長いそうだ・・・
アレクサンドル3世橋は、最も美しい橋だそうであるが、戦士の姿やモニュメントが飾られていて実に美しい姿であった。
さらに下流のポン・ヌフ橋は、最も古い橋だそうで成る程貫禄を感じた。もっとも画になる橋であると思われる。ここでもお色直しだろうか?工事中であった。
シテ島でUターンして左岸に渡り歩いていると、河岸には緑の四角の箱がやたら目立つのである。
最初は、ゴミ箱か何かと思いきや、しばらく進めば、それが古本屋(ズキニスト)だった。
多くの古本がビッシリ陳列されていて、みやげ物もある。美観も損なうと思うが利用権はどうなっているのだろうか?
更にオルセー美術館までくると、ルーヴルが休みであったこともあり、多勢の見物客が屯していた。
その隣にある美しい建物が目立ったが、美術館の付属建物かどうか不明であるが、何とこれがアメリカのホワイトハウスのモデルになっているそうだ。
ルーブル美術館は生憎休みであったが、屋外庭園のカルーゼル凱旋門やアート作品もすばらしく休憩を取りながら、その光景に見とれていた。
マドレーヌ寺院の広場周辺には、高級食材店やファッション店が並び、ここにも多くの人が集まっていて賑わっていたが、通行人のイケメンが『日本人彼女募集中』と黒パンツに黄色文字で縫いこんで闊歩していたのには驚いた。
追っかけてカメラを構えたが、撮れなかった。如何にもパリの伊達男らしい・・・・
ここのマスタードの有名店には、やはり日本人観光客が多く見えていた。
多くの想い出を詰めて「フランス・スケッチ旅」も無事終わり、このシリーズを完結します。
『merci beaucoup!!』 ありがとう・・・