ヨーロッパの3大ロードレースである「ジロ・デ・イタリア」がイタリア・ベネチアをスタートした。
今回は、100周年記念の特別の大会であり、コース設定を作ったそうである。
レースは、9日から全21ステージで、オーストリア、スイス、フランスの一部を加えての約3400Kmを走破してローマにゴールである。
自転車ファンの管理者には、毎日の実況放送を見逃せずに眠れない日々が続く事になる。
『ジロ』は、イタリアでは国を挙げてライダーと市民が一体となって楽しむ最大のスポーツだそうである。
勿論サッカーも、イタリアではサイクルスポーツ以上に、国民の熱い支持があるが、無料で観戦できて、選手と観客の間に壁が無いのがジロであると、ある雑誌で紹介されていた。
初夏のイタリア国内を3週間に亘り熱くする国民的イベントのようだ。
日本でも、毎日J-Sportsで実況されるので、ツール・ド・フランスとともに、グラン・ツールが始まると、日本時間の深夜放送となるので眠れない期間となる。
今年の最大の関心事は、何と言ってもあのツール・ド・フランスを7連覇を成し遂げた英雄のランスアームストロングが復帰して出場する事だ。
我が家は、長年ランス君の大ファンであり、所属するU.S.Postal、Discovery、今はアスタナチームの応援団である。
そのランスくんが3月に鎖骨骨折の大怪我をして出場が危ぶまれていたが、奇跡的な回復で出場してきたのだ。
残念ながら、ツール・ド・フランスの覇者、我がASTANAのドンタドールは出場していないが、バッソやサストレ、メンショフなどの有力選手との「マリア・ローザ」争いが楽しみである。
ランスくんは、第2ステージでは、10位とまずまずの順位につけており、Astanaとともにこれからが大変楽しみである。
特に、2000M級の超ステージの山岳コースでの激しいデッドヒートには、目を離せないシーンが予想され、それを応援する観戦者の様子にもビックリである。
日本では、考えられないシーンが続出するのではないだろうか