最近の自転車通勤(ジテツウ)の増加は、大変な数字のようだ。
昨日の日本テレビ『ズームイン・SUPER』で紹介されたが、特に女性ジテツウが急増しているそうである。
背景には、最近の自転車ブームに加えて、環境対応のエコ対策、有酸素運動としてダイエット効果、通勤費の節約運動、運動不足対策、ファッションなどがあるようだ。
放送で紹介された実験では、自宅から会社まで約4Kmの通勤時間も、バス通勤と比較して7分も先着していた。
また、246号線では、三車線の左側帯は、自転車で専用されている光景が見られた。
確かに、ラッシュの渋滞に巻き込まれず、朝のサイクリングは適度な運動となり、仕事にも好影響を与えると言われている。
しかし、リスクも大きいのではないだろうか?
まず地域の道路事情にも寄るが、ラッシュ時には、交通事故に巻き込まれる可能性も高い筈で、夜の走行には非常に危険である。
それに、汗の処理、駐輪場、盗難対策などをどうしているのだろうか、自分が利用する場合を考えると気になるところである。
放送での紹介例では、エコ対応の奨励を込めて通勤手当が3万円/月支給されるそうで、バス通勤の場合は、8,000円/月だそうである。
駐輪場も、会社のオフイス内の廊下に、カッコいいチャリが並べられていた。
これほど恵まれた条件の人は、多くはないと思うが、あらゆる条件が整備されて自転車通勤が増えることに応援したい。
グッズ(サイクルコンピューター、ウエア、グローブ、シューズ、メット・・・)なども大変な人気で不況知らずに売れているそうだ。
放映の中ではヘルメット着用者が殆ど見られなかったが、特に女性は御髪が乱れるから嫌われているとか、ジテツウでは成る程と納得。
専用レーンなどが整備されて、快適なジテツウが出来るように期待したい。