正月三が日の快晴の日和と一転して、この朝は重く雲が垂れ込み寒い朝となった。
ランかバイクかと悩んだが、箱根駅伝に刺激された余韻が体に残り、ロングランへと走り出した。
初詣に毎年出かけている「寒川神社」へと向ったが、混雑を避けて三が日を過ぎての参拝であるが、
やはり予想以上の混雑で寒川に入ると、神社周辺にはすでに大渋滞が起きており駐車場の呼び込みなどいつもの光景である。
何故か初詣だけは、関八州の守り神として関東近辺から多くの参拝客が集まってくるようだ。
境内に入ると、1500年余りの歴史と伝統のあるだけに、霊験あらたかな神社としての風格を感じる。
また、神門には『迎春干支ねぶた』が見事な彩りを見せて歓迎してくれた。
近年は、寒川の新年の風物詩として、有名となっており今年のねぶたは『開運虎視躬行』だった。
本殿前では、まだそれ程混雑は無かったが、夫々に前が見えない世相を憂い今年こそと、
明るい家内安全を願っての祈願なのだろうか?おみくじも例年に増して多かったようだ。
寒川神社は、「方位除」、「八方除」の守護神として有名だそうで、人の行動において実践行動の吉方を願った。
おみくじも「大吉」を引いて、気持ちよく帰路についたが、大型バスで乗り付けるツアー客も見られて、世相を表わしているようだ。
神社からまもなくの「根岸弁財天」に立寄り、訪れる人は無かったが、お恵み豊かな弁天様のようだ。
案内板によれば、「商売繁盛・学問技芸音楽の発達」・「女性は美人になり、良縁・子宝に恵まれる」素晴らしい恵みを授かるそうだ。
お参りしていて疲労もとれて元気百倍を得てオーラをもらったので、茅ケ崎里山公園を訪れて、
しばらくクロカンを楽しんだが、まだ年始休日のためか家族連れのお散歩しながら公園の新春を楽しんでいた。
いつの間にか薄い陽も指してきて、寒さも忘れていた。
三が日で弛んでいた体も甦り、約3時間のジョギングを楽しんだ。