箱根駅伝の熱戦に刺激を受けて、正月三が日を過ぎてからテンションが上がり、今日もLSDに挑戦した。
天気予報では、昨日よりかなり気温も上がると聞き、鎌倉八幡宮への初詣を兼ねて走りこみの日とした。
辻堂海岸までは、穏やかな冬の陽を浴びて気持ちよく汗をかきながら、脚の心配も消えていた。
引地川には、珍しくカヌークラブの練習にも出くわして、お互い声を掛け合っての併走していった。
海岸へ着いてみると全く様相が変わっており、風速10数メートルを超すのでは?と思えるような強風が吹き荒れており、波高く大荒れだった。
さすがにこの日は、海上にはサーファーの姿もなく、恨めしそうに砂浜で見やるサーファーの姿が印象的であった。
吹き飛ばされるような横風を受けて必死に歩を進めて、江ノ島東浜に着いてみると、
この日から運動部の初練習が始まるようで、砂浜でウオームアップに余念がなかった。
毎年の事であるが、江ノ島神社に初詣してから、練習が始動するのが各校の定番であるようだ。
腰越から稲村ガ崎までは、肌を叩く風は冷たいが、強風も追い風となってきて、
七里ガ浜海岸を江ノ電と併走するように気持ちよく快走することができた。
稲村ガ崎公園で江ノ島を望む風景は、いつも画になる光景であり、特にこの日は白波が目立っていた。
稲村ガ崎では、鎌倉学園野球部も初始動だそうで一緒に休息しながら、今年の活躍にエールを送った。
由比ガ浜からは由比ガ浜通りへと出て、由緒ある「鎌倉彫寸松堂」や「六地蔵」、「御成小学校」などに立寄りながら、スロージョグを楽しんだ。
鎌倉駅から若宮通りに入ると、段蔓通りは初詣客がぞろぞろ繋がっており、ジョギングで走るのは無理だった。
八幡宮境内に入れば、ラッキーにも「除魔神事」が始まっており、多くの参拝客で黒山の人垣が出来ていた。
装束に実を包んだ射手が、約30M 弱先の的を射る行事で、的の裏には『鬼』の字が書かれており、「破魔矢」の始まりだそうである。
弓矢には、古来より魔を退けるパワーが潜んでいるそうだ。
本殿にて、家内安全・世情安定を祈願して、お札をいただきパワーを与えてもらった。
さらに、本社の西山上にある『丸山稲荷社』に立ち寄り、神聖なお払いを受けた。
この社は、八幡宮の中でも最古の重要文化財であるが、不思議といつ行ってもここにはあまり混んでいないのだ。
気分爽快となって一路、建長寺を経由して帰路についたが、強風による妨げも少なく快適な4時間LSDを楽しみ、ふくらはぎ君も大丈夫と納得してくれた。