この日も富士山がくっきり青空に輝いて見える快晴の冬空となり、寒い朝となっていた。
先日も出かけた みなとみらいエリア(MM21)の光景を連想しながら、新港パーク付近のベイエリアのスケッチに出かけてきた。
横浜駅からMM21地区を歩きながら臨港パークへと向かったが、しばらく振りに訪れてみると、
新しいビルが建っており、見違える程の変わりようだった。
新港パークをぶらり散策しながらインターコンチネンタル・ホテルまで来ると、開港記念祭の時の賑わいは嘘のようで静かで、横浜港が一望されて実に美しい。
「ベイブリッジ」や「つばさ橋」が遠くにスッキリと望めて、目の前には、クイーン塔を思わせる姿のグリーンキャップをかぶった白い塔と緑の屋根の『ぷかりさん橋』が、青海原に映えてひと際美しかった。
「横浜第2の開港」のシンボルとも言われ、モダンなシーバスが着岸して、ぷかりぷかりと揺れていた。
ぷかりさん橋も何度も描いてきたが、この日は構図を変えてインターコンチ裏のベンチに腰を据えて挑戦。
この日のぷかりは、冬の陽を一杯に受けていつに無くグリーンの屋根の色が、塗り替えたばかりかと思わせる位、サップグリーンが輝いている。
また、休日とあってランナーやジョガーが、目の前を行き交っており、さすがに横浜のジョギングのメッカである。
横浜駅から新港パーク、赤レンガ倉庫、象の鼻パーク、大桟橋、山下公園、港の見える丘公園とビーチサイドを巡るコースは、横浜を肌で感じる最高のジョギングコースとして、休日には遠方からも多くのランナー達が訪れる。
スケッチングの途中、インターコンチのバルコニーでは、ウエデイング・ベルが美しく響いていた。
クイーンズ・スクエアを散策後、メモリアル・パークへ移動して、汽車道やナビスコを望む公園内から描いてみた。
周辺には、この日もどこかのスケッチグループの方々が訪れており、同じような構図を取っていた様だ。
MM21エリアは、何度訪れても描けるポイントは多く、構図選びには苦労しない。
さすがに午後には、老体には寒風が厳しくなり早々に引き揚げたが、楽しいスケッチの1日だった。