MR.コールマンの挑戦日記

セカンドライフを迎えて趣味のランニングや街歩き、スケッチ水彩画、地域活動などの日常のあれこれを綴っています。

ぶらり散策~横浜野毛山

2011年06月10日 | まち歩き

この日は、桜木町で所用があったので横浜みなとみらい地区(MM地区)から、野毛山地区をぶらりと散策してみました。

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桜木町駅から汽車道を経て赤レンガパークをぶらついてみたが、休日には賑わう広場もイベントもなく閑散としており、静かな空間が拡がっていた。パークの西側には、旧税関事務所遺構が残されており、昔の賑わっていた横浜港を偲んでいた。

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またその傍らには旧横浜港駅のプラットホームが復元されていたが、東京駅からの汽船連絡列車「岩壁列車」が乗りいれていたそうで、横浜港の最盛期の名残となっており、今は休憩ベンチとなっていた。

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新港パークを経て汽車道から日本丸のメモリアルパークへと戻っていたが、この汽車道も過っては赤レンガ倉庫や山下公園まで延びていた汽車の道跡で、その名残であるレールがプロムナードに残っている。

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また、汽車道には島を結ぶ三つの橋梁が架かっていますが、説明によると 今は珍しいトラス構造で、アメリカン・ブリッジ・カンパニー社の製造で、臨港鉄道用に使われていたもので、歴史的建造物にも指定されている。

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メモリアルパークでは、全ての帆を拡げる総帆展帆が行われる時には、大変な人出となるが、この日は訪れる日影もなく1号ドックは静かな空気が漂っていた。そのドックの傍らには、ドックで働きながら筆をとっていたという股旅物の始祖と言われる「長谷川伸」の石碑が木の陰に立っていました。

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MM地区には、イベントなどで訪れることが多いが、この日は久しぶりに紅葉坂を歩いて野毛山辺りを散策してみた。紅葉坂界隈はかっては、外国人などが住む高級マンションが林立して由緒ある街だったと記憶しているが、今は高層マンションが並び坂・坂・坂の寂しいタウン風景でした。

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久しぶりに伊勢山皇大神宮を訪れたが、ここでも人影なし・・・横浜有数のパワースポットとして「横浜のお伊勢さん」と有名であるが、ご威光が薄れてしまったのだろうか?新年の初詣などでの訪問者は多いときいていたが・・・・

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また、何年前だっただろうか?知人の結婚式でも何度か訪れた結婚式場の高級ホテル「横浜開洋亭」も、営業を停止して無くなっていた。 

静かに参道の階段を上っていくと、さすがに荘厳な雰囲気が漂っている感じがして、階段の上の高台は別世界のようで、遠くにはMM地区のランドマークも望めて厳粛な気持ちになっていた。

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境内の砂利を踏みしめながら世相に思いやっていたが、下界の蠢く世相を何とかならないかとお願いしていた。

境内を後にしてすぐ近くにある成田山横浜別院へと向かったが、こちらは丁度、開創145年記念事業の大改修工事が行われており、境内は狭いが高台に立つ本堂はやはり貫録があり、階段下に鎮座する狛犬も岩の上に立って吠えていた。(お寺にも狛犬???)

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高台から降りると境内には、稲荷神社や弁財天、地蔵など多くの神・仏様が祀られており、霊験新たかな祀りどころなのだろうか?

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成田山を後にして野毛通りへ出ると、「ちぇるる野毛」の公園には、横浜に日本最初の近代水道が敷かれてという記念碑が当時の水道管を使って建立されていたが、野毛山には今も浄水場跡地には、配水池が整備されているそうだ。

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昔懐かしい野毛山だったが、みなとみらい地区の発展の陰で、脚光が当たらない懐かしい雰囲気を感じていた。

コメント
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