横浜山手でのスケッチの後には必ず立ち寄る元町ストリートをぶらりと散策してみた。
東京銀座や表参道を思わせるようなおしゃれなファッションストリートには、いつも訪れる人が多く、特に春と秋に行われる「チャーミングセール」には、大変な賑わいを見せる観光スポットとなっている。
元町通りは、横浜開港以来の街とは思えないほどモダンなストリートで、堀川を挟んで中華街の雰囲気とは別世界のように、ファッショナブルな街で横浜の流行の先端としてリードしておりカッコイイ街ですね。
谷戸坂を降りて谷戸橋に立つと、あの日本橋のイメージと相通じるものがあり、高速道が上を覆っているので、気がつかずに見過ごすことが多いが、伝統ある景観を保っている。
元町通りの入口には、フェニックス(不死鳥)のモニュメントがあるが、梅雨の晴れ間の青空に向かって羽ばたく姿は、横浜を象徴するようだ。
この日は、歩行者天国となっていて狭い通りには、観光客や散歩客で賑わっていたが、高価なファッションや横浜発の凝ったブランド品などを眺めながらのウインドウショッピングを楽しみながら歩いていた。
山手辺りの住民の方だろうか?ハイーソサイエテーのワンちゃんを引き連れてのお散歩で闊歩されているグループも多く、ワンちゃん専用の水飲み場「ペットバー」がお店の前に設置されていたが、さすがに「ペットトイレ」は見られなかった。
また、通りの中頃には、仲通りに「元町厳島神社」の赤い鳥居が目に入り、仲通りに向かうと鮮やかな案内プレートがあり、自然と足が向いていきます。
丁度週末の夏越し大祓の準備が整っており、早速茅の輪くぐりをして本宮にお参りさせてもらいました。
階段を昇ると、小さな社でしたが本宮があり、その左の空き地に入ると、皇大神宮と金毘羅宮が鎮座しており、元町のパワースポットとなっているそうで、8月の夏祭りには、2年に一度の「神輿渡御」の年に当たり、神輿が元町を練り歩いて大変な賑わいとなるようだ。
元町で神輿渡御が行われるとは知らなかったが、横浜にも江戸を思わせるような伝統行事が生きているとは・・・・元町ストリートは、ウインドウショッピングだけでも楽しい街でした。
丁度週末の夏越し大祓の準備が整っており、早速茅の輪くぐりをして本宮にお参りさせてもらいました。