地区社会体育振興協議会の年間事業の一環である地元の町内対抗親善ソフトバレーボール大会を地区の小学校体育館にて開催し、今年も8チーム約60名の選手や家族などが集まり、熱戦が繰り広げられました。
毎年恒例となったこの大会は、軟らかいボールを使って誰でも楽しめる競技として、小学生から老いも若きも親しめるもので、人気スポーツの一つである。
以前は、九人制バレーボールを実施してきたが、高度なテクニックを駆使するベテランと一般市民との差が大きく、中高年の参加者が減ったことから、ソフトバレーに変更して参加者が多くなっている。
この日は、ウオームアップを兼ねて地元指導者による神奈川県の「キラキラ体操」を行い、参加者は慣れない動きに戸惑いながら、必死に手足を動かしていたが、汗びっしょりとなって奮闘していた。
この体操は、「かもめの水兵さん」や「足柄山の金太郎」の神奈川県ゆかりの童謡リズムに乗ったバランス体操であるが、指導者の動きを真似ながら約30分の動きで、へとへとになって踊る参加者もあり笑いが絶えなかったが、子ども達のリズミカルな動きや表情はさすがに歳の差を感じていたようだ。
準備体操をやり過ぎてスタミナ切れしていないだろうかと心配するほど体いっぱいに汗をかいてから、ソフトバレーボール競技に移り、8チームが2組に分かれてのリーグ戦で試合を開始したが、どの試合も白熱戦となっていた。
3ゲームになるとさすがにどのチームにも疲労感が出ていたようですが、最後はスタミナ勝負になり、歳を感じない若さを発揮して笑顔が溢れていた。
最後の優勝決定戦では、フルセットの大熱戦となっていたが、応援席で声援を送っていた子ども達から「お父さん~ がんばれ~」と声も飛んでいて、父の日だったこの日に、どんなプレゼントが贈られたのだろうか?
一方、お父さんとお母さんがチームを分かれて出場した方も見られて、互いに絶対にあの人のチームには負けられないと、日頃の怨念?を爆発させていたが、勝負を離れて互いの健闘を褒め合っての微笑ましい光景が拡がっていた。
今年の大会も無事に終わり、気軽に楽しめるソフトバレーボールを通じて、町内の健康づくりと交流を図るとともに、家族の絆を確かめ合う機会になったようで、主催者側として互いの苦労を称えあっていた。