恒例の「第26回サラリーマン川柳コンクール」の入選作100句が第一生命保険から発表されたが、毎年大変興味を持ってみており、今年もなるほどと素晴らしい傑作に納得しながら拍手していました。
今年も昨年を上回る3万余の応募があったそうで、今年の入選作も暗い世相を打ち払うような明るい元気な句が多く、こちらも思わず苦笑したり、ドキッとしたりして元気を貰っていました。
「サラ川」は、その時代の日々の生活の喜怒哀楽や職場での人間関係などをユーモアあふれて表現しており、よくも五・七・五の17文字に風刺を効かせて言い表せるもんだと、その文才に敬意を表しているところです。
昨今は、サラリーマン世界のみでなく、夫婦や流行語に合わせた句が多いようですが、やはり元サラリーマンとしては、仕事や上司・部下関連、IT関連、通勤などを詠んだ句に感心しながら拍手を送りたい。
管理者が勝手に好みで選んだベスト5
●「辞めてやる!」 会社にいいね!と返される・・・
●いい課長? 妻に聞かれて 近いうち・・・
●会社より 家でされたい 肩たたき・・・
●俺の愚痴 ”いいね”ボタンを 妻が押し・・・
●ゆるきゃらと 思えば愛しい 肥えた妻・・・
昨年は、大震災に関する復興や絆など時代背景を詠んだものが多かったようですが、ことしも「流行・話題編」が最も多かったようで、世相の移り変わりを再認識していた。
作者の年代層は判りませんが、詠み句を見ていると、同感する情景が多く、思わず吹き出し(笑)をしてしまい、同年代が多いのでしょうね
また、ペンネームを見ていると、同じ作者名が多いのも目立ち、作者の顔を見たいとさえ思うほどでした。
ベスト10の発表が、楽しみである。
最後に、老人ランナーの今の心境を詠んでみました・・・
「朝ジョグで 心は前に 足は行かず・・・」