先日、今年初めてスケッチ仲間と久しぶりに新東京駅丸の内駅舎のスケッチに出かけてきました。
昨年も何度か描いていたが、何度描いてもこの堂々たる歴史的建造物の威容を描くことは、最高の喜びとなっている。
この日は寒い日でしたが快晴だったので、あの駅舎を描くには光と影が出来ており、場所選びと構図取りに苦労したが、中央口前に陣取り北口ドームに挑戦しました。
駅舎の復原工事が完了してオープン4か月であるが、昨今はいつ来ても観光地化して駅舎前は大勢の来訪者で賑わっており、目の前には途切れなくカメラを構える人が立ち、大変苦労しながらの描写となっていた。
描き始めてしばらくすると、ステーションホテルで結婚式を挙げたばかりの新婚さんも現れてしばし筆を止めざるを得ないほどの状況でしたが、素敵な笑顔のカップルに拍手を送っていました。
描いていると、オランダから見えたという観光客の令夫人やインド人ご夫婦など、水彩画を描くのが好きだという方から話しかけられ、会話も弾みながら描いていたが、オランダにも同じような駅舎があるそうで興味があると、プレッシャーを受けていた。
何度描いても辰野金吾氏の設計された建造物は、横浜開港記念館や大阪市中央公会堂などレトロな建物は、容易には寄せ付けない魅力が溢れていますが、不満足ながらのこの日の作品となりました。
東京駅舎のレトロな雰囲気と対照的に、丸の内ビル街は年々新しい高層ビルが出来て、幾何学的美しさも目立ち、アートな街となっています。
描きあげた頃には、多くの観光客を目当てに、ゴレンジャーが走りゆき大喝采を受けていましたが、そんな受け狙いも出現する観光地にもなっているようで、ビックリでした
東京駅のビュースポットである丸ビルのテラスに上がってお昼を摂りながら、駅舎を眺めていたが、こちらも多くの客で大賑わいでした
午後からは、寒さも身に染みるようになり、ステーションホテル内やドーム内部を散策して帰路についた。
帰宅後に仕上げたもう一枚も迫力にかけますね~ またの機会に再挑戦したいですね