東京マラソン2013も無事終了し、折角難関を突破して出走権を得ながら、腰痛の持病が思わしくなく走る歓びを味わうことが出来ませんでしたが、ランナー側ではなく沿道での応援者の立場に回って、「東京がひとつになる日」を実感していました。
スタート前に、ゼッケンをつけて選手エリア内で走友を励ましてから散策していると、住友ビルの前の過っての淀橋浄水場跡地には、水道管のモニュメントや出雲大社から勧請したという「恋弁天さま」が鎮座しており、傍らのお宮にも仲間の無事完走を祈願していました。
日比谷交差点で走友を出迎えてエールを送り、銀座へと向かう途中では、これまで殆ど気が付かなかったのですが、有楽町のガード下には居酒屋や不動産店が軒を連ねており、懐かしさに耽っていた
数寄屋橋の西銀座宝くじ売り場では、この日は行列はありませんでしたが、何といつの間にか、「億の細道」が出来ており、年末ジャンボ宝くじでは何時間も待って並んでいる光景が思い浮かびますね
銀座4丁目に着いた時には、丁度TOP集団が来るころでしたが、いつも注目している和光のデイスプレーには、この日ばかりは特設のSEIKO のデジタルタイムでレースタイムが表示されていました
走友を見送って飛んだ浅草雷門では、地元の小学生や団体の吹奏楽団や東京踊りで選手たちに声援を送っていましたが、選手たちには一番疲れが現れる30Km手前であり、お祭りムードからパワーを得るところとなっていました。
豊洲のIHI前にくると ここでも多くのバンド演奏やダンスが披露されていましたが、過っての豊洲を知る管理者には驚きの賑やかさとなっており、豊洲では一年で一番盛り上がる風物詩になっているようでした。
今年の東京マラソンも、世界の一流ランナーが揃いレースの行方にも非常に興味があったが、東京がマラソン一色になっての盛り上がりは、沿道で応援する側に立って見ていると、約170万人の観客とランナーとが一緒になっての盛り上がりは、他では見られない最高のメガ・イベントであることを実感しました。
事故もなく大成功となったようですが、ランナーの中には仮装ランナーや芸人ランナーも多く、ゴレンジャーや十字架を背負ったキリストランナー、赤鬼・・・など、よくもあの仮装でフルマラソンを走れるな・・・と驚く姿も多くみられていたが、仮装ランナーにとっては、晴れの舞台だったのだろうか?
一つだけ辛口で言わせてもらえば、メデイア報道によると、あの芸人がライバルに向けて「国籍を変えて 一から出直してこい・・」 と語ったそうであるが、2時間半位でオリンピックを目指すなんて恥を知れと怒りを覚え、この東京マラソンの場はお笑いの場ではないと苦言を呈したい・・