立春も近づきこの日は春を思わせる暖かい一日でしたが、ふるさとの同期の旧友達と鎌倉散歩の後、鎌倉駅近くで親睦交流会で元気を分かち合いました。
先に、散策コースの下見をしていた円覚寺~建長寺~鎌倉八幡宮~小町通を散策して早春のような鎌倉を楽しんできました。
鎌倉五山第二位の円覚寺では、境内も広く朝から多くの中学生の姿も見られ、三門(三解脱門)をくぐり仏の世界の仏殿へ進むが、その三門は二層構造の巨大なものでよく観ると上層の屋根下の垂木が扇のように開いているのが特徴だそうです。
仏殿では、釈迦如来像が脇には帝釈天を従えており、天井画には前田青邨の監修による「白龍の図」が描かれているが、円覚寺の白龍の五爪の龍と違って、三爪の龍でした。
続いて石段を上がり「龍隠庵」に着くと、余り訪れる人も少なく、いろいろな石仏ややぐらがあり、山門や仏殿、松嶺院、選仏場などの大伽藍を見下ろせる隠れスポットでした。
国宝の舎利殿は、正続院の中にありますが、門から覗いても唐様式の美しさが伺うことができました。
方丈庭園・百観音・勅使門を回るが、その一つ一つは、何れも禅宗らしい尊厳な雰囲気を感じられます。
その後、 国宝の「洪鐘(おおがね)」に向かい、急登の階段を登ると、巨大な梵鐘が吊るされており、「皇帝万歳 重臣千秋 風調雨順 国泰民安」と読めますが、国の繁栄と民の安全を祈願しているのでしょうか?
洪鐘の前には、弁天堂があり、富士山を望む展望台からは、素晴らしい富士山を望むことが出来ます。
円覚寺から建長寺へ向かう出口では、台湾リス?が飛び出してきて、見送ってくれましたが、鎌倉の自然は生き物にも貴重な環境となっているようです。
この後、建長寺から八幡宮へとぶらぶらと早春の鎌倉散歩を続けて鎌倉駅へと向かった。