冬の終わりを告げる節分のイベント豆まきが各地で行われましたが、朝から神奈川マラソンの走路監察のボランテイアに参加してから、遊行寺の「節分会」へ飛んで行きました。
間に合わないのでは心配しながら駆けつけていたが、遊行寺に到着した時には、この日の最後の法要が行われており、境内一杯に参拝者が詰めかけていたが、地元保存会による獅子舞や木遣り、梯子のぼりが終わったばかりでした。
程なく大法要も終わり本堂から上人を先頭に関係者、福男・福女などの撒き手の方々が参道にお出ましとなると、境内の参拝者から拍手が沸いていました。
境内に設けられた特設ステージに撒き手が登場して、94歳になられるという上人の元気な掛け声に始まり威勢よく豆まきが始まると、大歓声が上がり福豆を掴もうと大きな手が延びて、争奪戦が始まっていました。
見ていると、背の高い大人よりすばしこい若手が上手に手に入れており、何個も福を得た人もおられたようでした。
豆まきの発声を聞くと、何故か「福は内~」 は聞こえますが、「鬼は外~」 の発声はありません・・・参拝者に聞いてみると、遊行寺では、仏様の前では言わないしきたりになっているそうです。
豆まき終了後には、福豆に挿入されている景品の当たり券を掴んだ参拝客が、景品引き換えに長い列が出来るほどで、毎年のことながら新年の福を呼びこんだ伝統の行事は大変盛り上がっていた。
境内には、所狭しと多くのフリーマーケットや野菜の直売が行われており、石畳の参道にもフリマ店と参拝者で埋まっていました
寒い冬を送り出し厄除けにより、温かいぬくもりのある春の訪れが近いことを実感していました