昨夜、NHK BSプレミアム番組の新日本風土記で、ふるさと福井の越前ガニなど懐かしい故郷の食味や風土が紹介されて酔いしれていました。
雪国である「越の国」は今も雪に閉ざされているが、福井人としては、懐かしい風景や冬の味覚などに故郷へ思いを馳せていました。
番組では、「木の芽峠」からスタートし、過っての宿場町であった今庄宿が紹介され 懐かしい「うだつ」の街並みには、タイムスリップした感じで見ていました。
里山では、燻製の赤いつるし柿が軒下に並んでいたが、今では味わえないあの味を想い出します。
日野川の景観も、特に雪が積もった景色は、昔のままのようで美しい景観が見られました。
また、雪が降りしきる越前大野の街並みが紹介され、過っては2M近くも積もることは珍しくなく、奥越のスキーを楽しんだ昔の雪の町のイメージが描かれていたが、今年はそれほどの積雪はなさそうでした。
福井市内では、以前に何度か出かけた実家の近くのお寿司屋さんが出演し、越前ガニのゆで方の極意が紹介されていたが、思わず「あれ~〇〇寿司」だとビックリして見入っていました。
さらに、越前海岸のかに旅館「こばせ」では、名物「開高丼」が紹介されていたが、数年前に荒れ狂う吹雪の日に訪れたことが、昨日の事だったように懐かしく思い出されていた。
他にも三国漁港の蟹の競り市などが紹介され、冬の越前の魅力が伝ってきて、飛んで帰りたい誘惑に駆られていましたが、丁度、3日前から実家へ帰っていた家人が、昨夜帰宅したばかりで、雪の福井の話題に花が咲きました。
今では少ない市内の路面電車の風景です
一昨日からの雪で庭には約15cmの積雪となっていたようで、湘南の快晴と比べて嘆き声が聞こえていました。
手土産には、大好物のふるさとの銘菓である「碌寶焼」や「モミわかめ」を持ち帰ってきて、舌鼓を打っていました
春を待つふるさとの景色を見ながら、ノスタルジックになっていました。
【掲載写真の一部は、NHKテレビ画面から】