城下町小田原の春の風物詩である「第49回 北條五代祭」が開催され、初めて見物に出かけてきました。
この日は、この上ない五月晴れとなり、会場の小田原城や駅周辺はパレード開始前から大混雑となっていました。
城址公園では、北條鉄砲隊による勇ましい演技や風魔忍者によるパフォーマンスが披露されて祭のスタートを祝っていました。
銅門(アカガネもん)広場では式典の特設舞台が設置されて御茶壺橋周辺では大混雑となっています。
式典では、北條家にゆかりのある市町村の首長による「ふるさとサミット」や出陣式が行われ、大観衆は出陣が今か今かと待ち望んでいました・・・
銅門から馬出橋を経て堀端通りへと、大観衆に迎えられて武者隊の行列が北條軍団を先頭にスタートし、北條早雲公を演じる地元出身の俳優 阿藤快が馬上から観衆に手を振って応えていました。
続いて二代 北條氏綱、三代 北條氏康、四代北條氏政、五代北條氏直と続いて、この日は武者隊・音楽隊・まち衆隊など約1800人の大パレードでした。
堀端通りで見送ってから、国際通りへと向かうと、こちらでも沿道には歩道一杯に観衆が埋め尽くし、ボランテイアの武者隊や音楽隊との触れ合いが行われていました。
先行していた「まち衆隊」の神輿も役を終えてパレードを見送りながら色を添えています。
先駆け軍団の女性隊も手造り甲冑に身を固めて勇壮な姿が目に付きました
また、少女隊も色鮮やかな衣装に身を包めて一番人気を集めていたようです。
小田原駅周辺は、伝統のイベントで栄華を極めた戦国時代を思い起こす時代絵巻が包まれいた。