4年ぶりの「神田祭・神幸祭」を観に出かけた際に、神田明神他コース近辺をブラ散歩して記憶に残る光景を綴ってみました。
「随神門」を見上げながら感じるのは、その朱色の総檜・入母屋造りの二層構造と隅々に配置されている獅子や朱雀の彫物で、守護役を果たしているようで、他ではあまり見られない豪華さですね。
境内に入ると大黒様の前には、「御百度石」があり中には色紙が吊られていましたが、何か意味ありそうですね。
お百度参りで心願成就するための目安になるようですね。
拝殿の前に置かれた超豪華な大神輿は、金の飾りがふんだんに施され、重さも1Tonを遥かに超えているようで、何とも豪華なものでした・・・・
また、境内には多くの末社や文化財の記念碑が置かれていましたが、特に今回気が付いたのは、「銭形平次の顕彰碑」で、寛永通宝の投げ銭の上に立てられていました。
境内を後にして、近くの「アーツ千代田 3331」で開催されている、特別企画展「祭礼図巻にみる江戸の粋」を覗いてみると、神田祭の半纏や太鼓など歴史を刻んだ品々を見ることが出来、じっくりと見たかったが、時間に追われて残念・・・
また、江戸時代の祭行列を描いた「神田明神祭礼図巻」が展示され、江戸の祭の解説がされており、歴史の深さを感じました。
大行列を追いかけて三井物産本社まで来ると、TVでも話題となったカルガモの一家が、本社ビル前の池に、親ガモと雛ガモがのんびりと可愛い姿を見せてくれました。
報道によると、5年ぶりの雛の誕生だそうで、皇居のお濠への引っ越しはいつ頃になるのでしょうか?また、大騒ぎになりそうですね。
三井物産本社裏の将門塚には、本隊とほぼ同じ頃に到着し、神事が終わると多くの一般人の参拝の列が出来ていました。
神輿宮入ではどんな賑わいが観られるのだろうかと楽しみが湧いてきます。