wァ三社祭で浅草を訪ね神輿渡御の合間をみて、浅草神社、浅草寺周辺を江戸っ子気分で散歩しながら、懐かしい下町の魅力を再発見していました。
浅草神社の裏手にある被官稲荷神社には昨秋も訪れていたが、浅草神社の混雑に比してこちらはひっそりと佇んでおり、その小さな祠を覆う建物や重なる石鳥居の並びが実に面白い・・・その鳥居の扁額には狐が取りつき、狭い境内には狐の「お姿」が並んでいます
浅草神社の鳥居脇には、相合傘で狛犬が寄り添って鎮座していますが、現役を引退したのでしょうか?しめ縄を付けて実にユニークな姿で保存されています・・・
浅草寺観音堂に入ると、堂内は大混雑となっており、参拝するのも大変でしたが、宮殿は金箔に塗られた見事なものでした。
本堂の天井を見上げると、素晴らしい「天人之図」と「龍之図」が見られます。
境内は、屋台が所狭しと立ち並び大混雑でしたが、創建40年の五重塔と1周年を迎えたスカイツリーが、対照的な美と高さを競うように並び立つ光景も素晴らしい・・・
西参道商店街を通り浅草六区へと向かったが、昔の面影はなく巨大なアーケード街となっていました。
西参道から六区ブロードウエイに出ると、浅草演芸ホールが興行中でしたが、映画館や演芸場が密集して大衆芸能の発祥地として、エンタツ・アチャコなど懐かしい顔を想い出しますね・・・
六区通りでは、居酒屋が並びますが、この日ばかりは半纏を纏った担ぎ手が次の出番を待ってビール片手に大いに盛り上がっており、道路にはみ出してあちこちで気勢が上がっていました。
伝法院通りの「お狸さま」と呼ばれる「鎮護堂」では、門をくぐると通りの喧騒とは別天地のように静かな空間となっており、2匹の狸さまが静かに番人の役を果たしているようです。
雷門通りで一之宮を見送ってから国際通りで偶然目にしたのが、太鼓や神輿用品の専門店ですが、その豪華さや素晴らしい品質に驚きました。
さすがに祭の街ですね~
久しぶりに江戸の華を満喫した2日間となりました