MR.コールマンの挑戦日記

セカンドライフを迎えて趣味のランニングや街歩き、スケッチ水彩画、地域活動などの日常のあれこれを綴っています。

ブラ散歩~鶴見總持寺

2017年04月22日 | まち歩き
横浜三ツ池公園の花見散策のあと、久しぶりに曹洞宗大本山總持寺に立ち寄ってみました。
總持寺は、故郷福井の永平寺と並ぶ曹洞宗の大本山で、故郷越前出身の瑩山禅師が開山されて石川県能登から鶴見に移って100年を超すゆかりのお寺と感じています。

参道を進み先ず惹きつけられたのが、総門「三松関」でした。
総門には、「五七桐紋」の幕が掲げられていますが、永平寺とは異なっていますね~

総門を裏側から見ると、特異な構造となっており高麗門の様式だそうです。

総門の先には荘厳な「三門」があり、日本一の高さだそうで巨大な構造に圧倒されました。

三門の先には、強大な石灯篭が置かれていますが、大東亜戦争で亡くなられた英霊を供養する灯籠でした。

「向唐門」前の広場の桜は満開となっていました。

「香積台」の入口には、お擦りの大黒様に迎えられて、福・徳・満足を授かりました。

「三松関」の玄関の唐門の素晴らしい鬼瓦にも目を魅かれました。

百間廊下で区切られており金鶏門をくぐり広い中庭に入ると、目の前に拡がる素晴らしい大屋根の「大祖堂」です。
お堂には、高祖の道元禅師、大祖の瑩山禅師などの諸禅師が祀られていました。

入母屋造りの大屋根の唐破風屋根の素晴らしい鬼瓦です。

大祖堂前には、銅製の灯籠の笠の裏側や蕨手の装飾が彫られていました


「放光堂」前には、大きな宝篋印塔がありますが、被災された檀信徒の霊骨が安置されています。


仏殿の前には、大木が大枝を張り伸ばして素晴らしい樹形を作り上げていますが、よく見ると大人が両腕を伸ばした姿に見えますね~(笑)

仏殿の鬼瓦も正に鬼の形相で見下ろしていました。

總持寺は、裕次郎さんが眠るお寺としても有名ですが、2年ぶりにお参りさせてもらいましたが、いつもお参りされる方が絶えないようです。

お墓の周りには、 ”美しきものにほほえみを 淋しきものに優しさを 逞しきものにさらなる力を すべての友に思い出を 愛するものに 永遠を こころの夢 醒めることなく・・”と、まき子夫人の素敵な詩が刻まれた石碑が建っていました。

また、お墓の前には、「吾唯足知」の蹲が置かれていますが、お気持ちが伝わってきますね~

お墓の前方には鶴見大女子高があり、裕ちゃんが女子高生の声が聞こえる場所を選んだそうで裕次郎さんの姿が思い出されます。

三門の近くの小高い丘の雙眸丘には「大梵鐘」があり、関東一の大きさだそうですが、大みそかには鶴見の闇に響きわたるのでしょうが、あの永平寺の鐘の音を想い出していました。


大梵鐘の下には、東日本大震災の被災者や被災地の復興を祈る「平成救世観音」と「祈りの鐘」が設置されていました。

「祈りの鐘」には、沢山のカラフルな折り鶴が飾られて参拝者の誰でもが鳴らすことが出来ましたので、復興を願いつつ鳴らしていました。


広い境内や墓地を巡り、裕次郎さんから「また来いよな~俺は待ってるぜ~」の声を聴きながら總持寺を後にしました。
コメント (4)
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