日本列島が大寒波に見舞われて各地で大雪情報や注意報が流れて、関東でも初雪など今年一番の寒さを経験した。
朝から故郷福井の知人からも、積雪が約40cm位となったとメールが入っていた。
そんな中で、この日のトレーニングに思案したが、朝の「子供おはようボランテイア」で子供たちから、
「おじさん、今日はどこまで走るの?」と檄を受けて、家に戻って直ぐに、やるしかないと飛び出した。
防寒対策をして走り出したが、直ぐに汗ビッショリとなり、風もそれ程でもなかった。
途中、コースの木陰では霜柱が立っていて、踏み鳴らすサクサクした音も、この冬初めての経験である。
マイコースの辻堂海岸に出てみると、やはり冷たい風は想像以上のものであり、富士山も「こんな日によく来たね~」と迎えてくれた。
海は、大波が砂浜を洗うかのように足元に押し寄せてきており、さすがにサーファーの影はなかった。
こんな日であったが、近くの中学生の100人近い大軍団が砂浜ジョグに挑戦しており、
先頭グループは笑顔で快走していたが、最後尾では先生の檄に泣きべそのようだった。
サイクリングロードに戻ってみると、海からの風は、10M/S近くあるのだろうか?と思えるほど冷たい風が容赦なく頬を叩き、砂浜からの砂塵が肌を叩いてくれる。
ロードにも、昨日からの強風で、砂が堆積していてとても走れる状況ではなかった。
しかし、ロードには、この日も多くのランナーが走っていて、丁度顔見知りのエリートランナーとバッタリ・・
大阪女子マラソンを控えて、追い込みの時期だそうである。
しばらく、各地の大会情報を語りながら、併走して目的地の茅ケ崎ウッドデッキまでは、頑張るのみと風との戦いとなった。
サブスリーランナーに煽られてのジョグとなり、そのペースは半端じゃなかったが、今日の目的地のウッドデッキまでは、何とか着いていけた。
茅ケ崎のシンボルである烏帽子岩も、いつになく近くに見えており海原の蒼さも格別で正に冬の湘南の海であった。
折り返してから、しばらく江ノ島を眺めてのジョグだったが、向い風を受けての厳しさに負けて、
早々に海岸から逃れてみると風もそれ程でもなく、マイペースに戻っての労わりのジョギングに切りかえ、厳寒の寒いジョグを楽しんだ。