ブログ雑記

感じることを、そのままに・・・

節分は立春の前の日 知ってましたか

2006-02-03 20:20:56 | Weblog
二月三日は豆まきをして、年の数ほど豆を食べ、柊に鰯の頭刺して戸口に挿して悪いことが入って来ないようにする風習をずっと続けて来た。あまり考えたことも、いわれを詳しく調べたこともなかった。今日は家内が台所でせっせと何か準備をしているので、何のご馳走を作ってくれるのかな、と楽しみにしていると、テーブルの上で巻寿司を巻き始めた。最近はこの季節になると巻寿司を恵方に向かって食べるテレビコマーシャルが流されている。三人家族だから買ってくれば超簡単だと思うのに真剣に巻いていた。これは友達に、これは仏壇に、これはお婆ちゃんにと10本も作っていた。早速お昼に出来たてを食べる。中々の味である。お寿司屋さんの味に負けていない。そう云えば昨晩一生懸命に干瓢をほぐして、煮込んで、アナゴを焼いていた。準備万端整えていたのだ。フムフム、矢張り味は材料と手間と愛情?なのかな?

家内の友達がお昼過ぎにお巻寿司を持ってやって来た。「今朝 巻いたの食べる?」「えっ 内も巻いたのよ」「じゃあ 持って帰ろうか?」「いえ 頂戴 食べる食べる」「それじゃあ 内のも食べてみて」何かおかしなはち合わせ。

夕食に食べ比べ。家内曰く「どう 私の方が美味しいでしょう。」「う〜ん 旨い旨い」どちらかと云えば 家内に軍配。家庭円満です。

節分をインターネットで調べてみると、節分とは立春、立夏、立秋、立冬の前日のことだと書かれていた。節を分けるのだから季節の変わり目を表すのは合点が云ったが、どうして立春の前の日だけが残ったのか。それは各月の月末が晦日と呼ばれながら大きく変わる十二月だけが大晦日と云われて残ったように、季節が大きく変わる立春の節分だけが風習として残ったのでしょう。

それにしても、四季に恵まれた日本の風習と云うか文化は細やかで素晴らしい。
それを表す言葉や儀式はいつまでも残していきたいものです。