ブログ雑記

感じることを、そのままに・・・

荒川静香に感動

2006-02-26 18:29:59 | Weblog
何時も8時までは寝ている私も、6時半過ぎに起きた。私以上に朝寝坊の家内は既に起きてテレビの前に正座してフィギュアスケートを観戦していた。驚きでした。ショートプログラムを終わった段階での点差は1位と3位の荒川との差は僅か0.07ですから、上位3人の誰が金メダルを取ってもおかしくなかった。日本の人は荒川が逆転で優勝すると思ったに違いない。
私も荒川がミスをしないように、そして上位二人が転んでくれないかと心で念じていたように思う。(人の不孝を願うなんて、いけないと思いながらも・・・本当にすみません。)
しかし、彼女のスケートを観ているとそのような不純な思いは完全に払拭された。
全く一点のくもりもないように澄んだ、素晴らしい、伸びやかな、フォルムが音楽に乗って描く軌跡は誰も越えれないと確信出来た。そして得点されないイナバウアーを敢えて入れた滑走は観客を彼女の世界へ同化させてしまった。フィギュアスケートは確かにスポーツですが、単なる点取り競争ではなく美の表現だと思う。
滑り終えた時のあの笑顔が輝いていた。素晴らしかった。

表彰台へ3人並んで立った時、真中の荒川静香はスケートだけでなく体格もスタイルもスピリットも一番だった。

感動を有り難う!