本当に寒い立春の海の波打ち際を歩いた。小さな波が引いて出来た潮を含んだ細かい砂の上に新しい足跡を踏みつけながらさくさくと歩いた。足を踏み下ろすとザクット少し沈み込んで、靴の中で親指が砂に入って行くような感じがあって、その動きの後にはくっきりと靴底の後が残った。誰もいない浜辺のウォーキングは気持がいい。ずっと沖を見ると島陰をバックに大きな貨物船が等間隔に並んで潮の速い、難所の海峡部へと向かって進んでいた。大きな空港でよく見かける航空機が上空に整然と等間隔で浮かんでいる様子を思い出した。ここ瀬戸内海の海の難所来島海峡も海峡の直ぐ上の小高い山に海上交通センターがあって、絶えず船の航行の安全を、10メートル四方もあるような大きなボードで、目で見て分るように、海峡の情報を流しています。レーダーでの監視は勿論、通過の際の情報交信なども行なわれているものと思われます。大きな船の通過時間は予め分かっていて、インターネット上で見ることも出来ます。マニヤはそれを見て、来島海峡大橋の上に待機して写真を撮影しています。時には巨大船といわれる2〜300メートルもある船が、川のような狭い航路を通過して行きます。潮の流れれる、ごお〜という音が聞こえる、流れの速い瀬戸です。壮観な光景です。
この写真の海岸は瀬戸内海国立公園の中の唐子浜海岸です。白砂青松の素晴らしい海岸です。海岸の松林は1キロあまり続いて、その先には一千年を越える菅原道真公を祀った天満宮があります。そこには凄い数の松林と梅園があります。
寒い雪の舞う立春の梅園は無人で、木々は蕾を膨らませながらひたすら開花の日に備えているようでした。一輪、二輪花をつけたものもあって不思議でした。
この写真の海岸は瀬戸内海国立公園の中の唐子浜海岸です。白砂青松の素晴らしい海岸です。海岸の松林は1キロあまり続いて、その先には一千年を越える菅原道真公を祀った天満宮があります。そこには凄い数の松林と梅園があります。
寒い雪の舞う立春の梅園は無人で、木々は蕾を膨らませながらひたすら開花の日に備えているようでした。一輪、二輪花をつけたものもあって不思議でした。