話題の旭川の旭山動物園で白クマのダイビングやペンギンやアザラシの泳ぐ姿、オランウータンやゴリラの高所での活動を期待したけれど、白クマは同じところをくるくる回っていて、迫力のあるダイビングは最近しなくたった、と聞かされた。
熱帯のゴリラやオランウータンは寒さを避けてお部屋で冬眠状態で、無様な格好でひたすら寝ていた。丁度ペンギンの行進に出くわしたけれど、どっと人が押し寄せて小さなペンギン様を見るのにも一苦労。
これでは自分の地元の砥部動物園の方が動物がのびのびとしていていいのでは、と思えた。(人工保育の白クマもいるし)
ただ雪の動物園は四国では味わえない。
氷点下10度ぐらいだろうと思っていたのだけれど、その日は零度で期待外れだった。
バス停で雪かきをしていたバス会社の方が「今度はマイナス18度ぐらいの時に来てください。温度が本当に低いと足元が道路にくっついたようになって滑る心配がありません。」と言われた。きっと靴で雪道を踏みしめると、靴底が雪道に凍りつくのだろう、と思った。一度そのような状態の寒さを体験してみたいけれど、二日も北海道の寒さの中にいると暖かい四国育ちには無理なことが分かった。
今度は夏に旭川の木工製品を見に来たい。