図書館で借り出した本を読み終えてしまったが
今度図書館へ行く予定が火曜日なので何か読むものはないかと
昔買った本を見ていると“お金の哲学”があった。
臼井吉見さんと河盛好藏さんの編集になるものでぱらぱらとめくってみると面白い。
河盛好藏さんの最初の解説にる“まことにレッシングのいうように、
お金というものは、「持っていれば、よけいなものに思われ、持たなければ、
なくてはならぬものに思われる、厄介な、いまいましいもの」なのである。”と書かれていた。
本当にいまいましい、厄介なものだと思いつつ、読んでいる。
小泉信三の夏目漱石のことや松下幸之助の金についての考え方
そして古今亭志ん生のびんぼう自慢など盛りだくさんで楽しみだ。
何時の出版か日付を見ると1968年だった。
買って読んだものかどうか思い出さない。