ブログ雑記

感じることを、そのままに・・・

遅ればせのお雑煮

2016-01-26 18:18:42 | Weblog


正月休みが二十日遅れでとれた娘が帰省した。
とっくにお正月も過ぎてしまっているからお節もない。
でも幾つになってもお母さんは、美味しいものをつくって食べさせたいらしい。
いろいろ料理を考えて準備をしていた。
何と言っても正月に先ず食べさせたいのは祖母直伝の雑煮である。
幸いにも雑煮の材料だけは冷蔵庫に凍らしたものが残っていた。
息子と帰った孫に「ばあちゃん ぼくお雑煮いらない」と宣言されたものだから、雑煮は元旦に食べただけだった。
ガッカリしていたばあさんは何度も、お雑煮食べる、と確かめていた。
三人で、美味しいね、美味しいね、と言い合いながら食べた。
我が家の雑煮は絶品だと思うが、恐らく次の世代にはつながっていかないのだろう。
食べるものは一緒に住んで同じものに馴染んでいかなければ、味をつなげていくのは難しい。