ブログ雑記

感じることを、そのままに・・・

「ドイツ帝国」が世界を破滅させる、を読む

2016-01-12 13:58:34 | Weblog


今ドイツがヨーロッパでリーダーになっている。
ギリシャの金融危機ではとても強硬だった。
ユーロ圏の帝王になっているからだろう。
それはドイツがユーロで経済的に弱い国々をがんじがらめに縛り上げ、周辺国の安い労働力を使って自国の企業を確り守ってドイツ一国が富を築いているからだ。
この本ではウクライナ紛争にしてもドイツの思惑がからんでいる、と書かれていた。
さらにドイツが力をつけてきて、西側陣営の盟主だったアメリカの意向を無視して独自路線を打ち出し始めて、対ロシアや対中国問題も複雑化して来ている。
昔のように戦争は起こらなくても今のドイツは“ユーロ爆弾”という途轍もなく大きな爆弾を持っているから難しい問題が出て来るのではないだろうか。
日本の田舎に住んでいると関係ないように思うけれどこのような本を読んでいると日本の田舎も世界とつながっているのを思い知らされる。

若者に冬はない

2016-01-10 16:38:25 | Weblog




暖かいとはいっても1月10日。
風は弱いけれど冷たい北風だ。
海岸を大きく一周する間に2度も姿勢を崩して海中へドボン。
ウエットスーツを着ていてもキット冷たいに違いない。
若ければ体験してみたいような気もするが・・・・・
若くてもお前には出来ないよ、といつもの本音が声を上げる。

デカルトの方法序説を読んでみる

2016-01-07 22:20:34 | Weblog


デカルトの「われ思う、ゆえにわれあり」の有名な言葉は中学か高校の頃に憶えた。
英語でも「I think therefore I am」と憶えて60年以上経っている今も口をついて出てくる。
350年前デカルトが思索して、思索し尽くして行き着いた独創的な思想だったのだろうけれど、
今は無知な自分でも、この言葉を、確かにそうだね、と率直に思える。
しかし当時は中々難しい時代だったのだろう。

夏目漱石全集

2016-01-06 16:24:10 | Weblog


テレビで放映された“坊ちゃん”を観た孫娘が本で読んでみたいと言うので昭和3年に出版された漱石全集を贈った。
確か40年ぐらい前に古書店で買った。
平屋の狭い店に入るとやっと通れる通路の周りは天井までギッシリと古本が詰まっていた。
地震でも来たら本の下敷きになって埋まってしまう、と思いながらよく通っていた。
小柄な店主がカウンターの後ろの一畳程の畳に座ってチラッとお客に目をやりながらいつも川柳を読んでいた。
孫のお陰で久し振りに昔を懐かしんだ。

百年文庫を楽しむ

2016-01-05 14:34:49 | Weblog




日本ばかりでなく色々な国の有名作家の短編集だ。
作家の名前や作品名はをく知っていても長編だったり難解そうで敬遠していた作家の短編に接して、
長編の作品も読んでみたくなった。
この文庫も100巻まであるようだがまだ6巻、94巻残っている。
正月明けの5日に6巻借り出したから早く読み終えて次を借り出そう。
後期高齢者の読み物としては手頃でいい。

初日の出

2016-01-02 10:37:32 | Weblog


初日の出を撮りに行こう、と大晦日の朝は思っていた。
しかし何とはなしに過ごす孫との時間が楽しくて、就寝は2時になってしまった。
早起きはあきらめて朝は毎日訪れる、と負け惜しみをつぶやきながら目を閉じているといつの間にか眠ってしまって、目覚めると8時だった。
おばあさんはお雑煮の準備、孫はテレビを観ていた。息子はまだ寝ている、と一安心、ところが、パパはまだ帰って来ないの、ばあさんの声、不覚にもじいさんが一番寝坊だった。息子は早起きして海岸へ、初日の出を拝みに行っていた。その写真を拝借です。灯台は明治5年頃に日本3大急潮の来島海峡に設置されていたものを潮の穏やかな松林の連なる白砂の海岸の沖に移築された姿です。赤灯台と呼ばれています。