575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

新涼の肌に葉擦れのありにけり    遅足

2013年08月24日 | Weblog
夕方、大学の図書館へ。欅の梢が風に揺れていました。
肌に心地よい風・・・

借りてきた本は「皮膚感覚と人間のこころ」。
著者によれば、人間は120万年前に毛を失ったそうです。
衣服を身に着けるようになるまでの100万年の間、裸で暮らしていたとか。
言葉も十分に発達していなかったために、
皮膚はコミュニケーションに重要な役割を果たしたという。
刺青の起源はとても古くまで遡ることになると・・・。

そう言えば、昔の社会では、化粧は男性がしていました。
どうして男性は衣服に頼って、化粧を放棄してしまったのでしょうか。

また、皮膚は光にも音にも反応、心にも影響を与えているそうです。
新涼の風が肌に新鮮に感じられました。
コメント
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