逢いたいものと願って、未だに叶わぬあの景、と鳥野さん。
「叫び」というタイトル。人物の口をあけた表情。
人が何か叫んでいる様子を描いたと思っていました。
しかし叫んでいるのは人間ではないようです。
ムンクの日記には、こう書かれているそうです。
「私は二人の友人と歩いていた。太陽は沈みかけていた。
突然、空が血の赤色に変わった。
私は立ち止まり、疲れを感じて柵に寄り掛かった。
炎の舌と血とがフィヨルドと町並みに被さるようであった。
私はそこに立ち尽くしたまま不安に震え、戦っていた。
そして私は、自然を貫く果てしない叫びを聴いた。」
ということは、絵の中の奥にいる二人は友人でしょうか。
夕焼けの舌と血が町並みに覆いかぶさる、という表現も斬新ですね。
しかし絵を見るかぎり、人が叫んでいます。
人間(ムンク)を貫いて、自然が叫んでいるんではないでしょうか?
ちょっと日本人的すぎる読み方かも・・・
遅足
「叫び」というタイトル。人物の口をあけた表情。
人が何か叫んでいる様子を描いたと思っていました。
しかし叫んでいるのは人間ではないようです。
ムンクの日記には、こう書かれているそうです。
「私は二人の友人と歩いていた。太陽は沈みかけていた。
突然、空が血の赤色に変わった。
私は立ち止まり、疲れを感じて柵に寄り掛かった。
炎の舌と血とがフィヨルドと町並みに被さるようであった。
私はそこに立ち尽くしたまま不安に震え、戦っていた。
そして私は、自然を貫く果てしない叫びを聴いた。」
ということは、絵の中の奥にいる二人は友人でしょうか。
夕焼けの舌と血が町並みに覆いかぶさる、という表現も斬新ですね。
しかし絵を見るかぎり、人が叫んでいます。
人間(ムンク)を貫いて、自然が叫んでいるんではないでしょうか?
ちょっと日本人的すぎる読み方かも・・・
遅足